ガンスリンガーストラトス

実機について

2115年。
かつて日本として知られた国家の未来は、二つに砕けていた。
強者のみが生き残る、熱き自由の無法世界。
人呼んで、フロンティアS(ストラトス)。

安楽な暮らしと引き換えに、全ての自由が奪われた管理世界。
第十七極東帝都管理区。

二つの砕けた可能性が一つに融合を開始する時、世界は生き残るために互いを滅ぼす道を選択する。
―オペレーション・ストラトス―
それは、巨大加速器を使用した時空越境作戦である。

時間移動素質を持つ適格者たちは、歴史の分岐点である現代日本へ潜入し、
互いの未来を形作るキーパーソンを戦闘によって奪い合う。

今、適格者たちによる、天空を揺るがす戦いが始まる!


2012年7月、スクウェア・エニックスから登場したガンシューティングゲーム。
タイトーのネットサービス「NESiCA」に対応しており、専用カードでデータの保存やキャラクターのカスタマイズ(有料)が可能。

1人でもプレイ可能だが店内で最大4人対戦が可能。更にオンラインでは全国のプレイヤー同士で4人vs4人対戦となる。
敵チームの勢力ゲージをゼロにすると勝利。使用するキャラクターによってコスト(倒されると勢力ゲージが落ちる)が異なり、
勢力ゲージが残っていれば何度でも出撃可能であるなど、ルールは「ガンダムvsシリーズ(バンダイナムコ)」等に近い。
操作系は従来のガンシューティングと大きく異なり、「ダブルガンデバイス」と称する二丁拳銃を操作する。
基本的には両手で二丁の拳銃を別々に操作する【ダブルガンスタイル】で進行するが、
戦闘中の状況に応じて、二丁の拳銃を実際に合体させる事により2種類の攻撃タイプに変化する。
使用するキャラクターはそれぞれ特徴的な武器を持っており、このシステムを駆使して武器を使い分ける。

【サイドスタイル】…レフトガンの右側面にライトガンの左側面を合体させる。
主にマシンガンやショットガンなどに変化する。

【タンデムスタイル】…レフトガンの上面にライトガンの銃口下部分を連結する。
主にスナイパーライフル等の長射程の火器か、ミサイルランチャー等の重火器に変化する。

レフトガンのグリップ上のレバーでキャラクターの移動を行う。
ライトガンのグリップ上のレバーでロックオン切り替え、レバー側のジャンプボタンでジャンプ・飛行が可能。
ガンシューティングゲームながらも格闘ゲームの要素も導入されており、状況によっては火器を使用しない近接格闘も可能。
ステージは現在の東京・渋谷や大阪・道頓堀など、実在する国内の地域が舞台となる。
フィールド内に存在する車や看板・一部の建築物も破壊可能。これらを盾代わりや足場に利用したり、
ジャンプや飛行を組み合わせて立体的な戦闘を展開できる。

2014年2月にステージとキャラクターを追加した続編が登場した。

作品について&戯言 一見して複雑そうに見えますが、部品点数が意外と少なめです。
モニター下部分以外、殆どがスチレンボードで製作。
しかし、両脇のイルミネーションやマーキーは透明プラ板で真面目に製作しました。
マーキーのロゴも透明デカールを貼っています。
最大の特徴たる二丁拳銃の合体システムも実物と構造は違うものの、右側の拳銃に1ミリ丸プラ棒で作った凸部を付けて、
左側の拳銃にピンバイスで掘った凹部に差込むという、無難な方式を採用しました。
ジオラマ画像にある様に、タンデムもサイドもそれっぽく再現できます。

ガンシューティング好きな作者は抜け目無く、登場直後に初プレイしましたよ。
二丁拳銃型のデバイスも、今まで在りそうで無かったネタでしたが…
(ジャンルはちょっと異なるけど、二丁拳銃と言えば「ガンスモーク(カプコン・1985年)」がありますね。)

従来のガンシューティングで強力な武器を使うには、敵が出したり道中で落ちているアイテムを拾ったりしてましたが、
拳銃を合体させて武器の性能を素早く切り替える斬新な構造と、3D格闘ゲームのようにキャラクターを自在に操作出来るなど、
二丁拳銃に付属するレバー操作にちょっと慣れが必要なものの、非常に自由度の高いシステムです。
NESiCAカードは作ってませんが、何故か音ゲーコーナーの近くに設置されてる店舗が多いので、
リフレクビート」や「ビートマニアII DX」等の順番待ちとストレス解消がてら、時々プレイしています。


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