早押し対戦クイズ HYHOO(ハイホー)

実機について 1987年、日本物産(ニチブツ)から登場したクイズゲーム。
最大4人対戦が可能。(テーブル筐体のみ)
3人以上でプレイする場合、画面レイアウトが上下に分割される。
ゲームの操作は、筐体に設置されている3つのボタンのみである。
問題総数は約7000問。同年に続編も登場している。

ゲームの基本は、早押し式3択クイズである。
画面に表示されるクイズ問題と共に、3種類の回答が表示される。
答えが判ったら制限時間内に、回答に対応するボタンを押す。
正解・不正解に関わらず、問題は19問出題される。
最終問題の20問目は、表示された画像の名前を制限時間内に当てる「絵クイズ」となる。
終了後、各プレイヤーの正解率などが表示され、トップ10は名前が登録出来る。

プレイ中、画面上には女性が表示されているが、順調にクイズに勝ち進むと
最終問題終了後に女性が衣服を脱ぐ。(店舗の設定で脱衣無しにする事が可能)

作品について 2018年8月の筐体ミニチュアのテーマは「ニチブツ」こと、日本物産です。

このゲームの様に、基板で流通するビデオゲームをミニチュア化する場合は、
普通のテーブル筐体だとあまりにも小さ過ぎて、何のゲームなのか殆ど分からないため、
そのゲームがデビューした年代に拘らず、そのメーカーの純正アップライト筐体でミニチュア化してます。
この作品はニチブツの純正テーブル筐体ですが、他のメーカーに見られない丸い形状が非常に斬新で、
資料を見つけて、すぐ制作に入りました。
本当は「悪戯天使」というアクションゲームを伴って、この筐体もデビューしたらしいんですが、
肝心のゲーム内容がイマイチ不明なため、数回プレイした事がある「ワイピング」と
「早押し対戦クイズ ハイホー」をチョイスしました。
「ハイホー」はボタン配置がちょっと無理矢理ですが…(笑)

戯言 クイズゲームのミニチュア化は今作が初めてかな…?
元々、パーティーゲームが大好きなウチの家族はクイズゲームも好きでして、家庭用ゲームでも必ずゲームソフトを購入しています。
作者もクイズが大好きで、TBS系列で放送されていたバラエティー番組「ギミア・ぶれいく」の「史上最強のクイズ王決定戦」を皮切りに、
90年代前半にクイズブームが巻き起こりましたが、当時の作者も各放送局の「クイズ王決定戦」に出場を目指してました。
…見事に全部、大阪予選で脱落しましたが(笑)

このクイズゲームは、Brunswickのエアホッケー等で度々登場する、我が地元・大阪市西成区のボウリング場にありました。
高校2〜3年生の頃だったから、1990年前後くらいと思うんですが、別にボウリングする訳でもなく、
適当にゲームで遊びたくて2階のボウリング場に上がると、受付カウンターの横のゲームコーナーにこのゲームがありました。
シューティングゲームとかも一通りやったし、たまには何か変わったゲームをと思い、このゲームにチャレンジ。
普通のクイズゲームなんだろなぁ〜、と思っていたら何故か画面上に若い女性の姿が…
気にせずに順調にクイズを進めて最終問題クリア後、画面上の女性が突然脱ぎ始めました。
業務用で脱衣ゲームと言うと麻雀か花札が定番でしたが、まさかクイズゲームにまで…
まぁ、上着かブラジャーを脱ぐくらいでソフトな内容だし、当時のグラフィックでは興奮するには至りませんでした。


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