1976年にATARIから登場した1画面固定式レースゲームである。
同社の「グラントラック10」の派生作品である。
1人プレイ専用。
筐体にはステアリングホイールと4段変速のシフトレバー、足元にアクセルとブレーキペダルが配置されている。
「グラントラック10」と同様に、コースは白いドットで表現されている。
プレイヤー以外の車は登場しない。
コース上に落ちているオイルを踏むと車はスリップし、ハンドル操作が難しくなる。
ドットで描かれた壁にぶつかると、車がスピンして一瞬動けなくなる。
コースが1種類しかなかった「グラントラック10」から大幅に進化を遂げ、複数のコースが収録されている。
登場するコースは、現実の有名なサーキットコースをベースにした6つのコース
(ル・マン、ニュルブルクリンク、セブリング、ラグナセカ、シルバーストーン、デイトナ)と、
4つの「ミステリー・トラック」があり、プレイヤーが最初の6つのコースを制限時間内にクリアすると、
ランダムに2つのコースが選ばれる。
制限時間内までコースを周回すると、瞬時に次のコースへ移動する。
日本でも中村製作所(ナムコ)を通じて販売された。
【参考資料】
ウィキペディア英語版
「Category:Atari arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)
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