ラッキークレーン

実機について 1983年、UPLから登場。
セガ「スキルディガ」、タイトー「クラウン602」とほぼ同様の、古典的な掴み取り型クレーンゲームである。

筐体は大人の腰ほどの高さがあり、筐体左右と天板はガラスで素通しになっている。
所定の料金を投入するとゲームがスタートする。
筐体上から覗き込むようにクレーンの位置を確認しながら、操作盤にある2つのボタンで操作する。
ボタン1を押したままにするとクレーンが前進する。ボタンから指を離すとその場でクレーンが止まる。
続いてボタン2を長押しするとクレーンが右に移動する。
狙った位置にクレーンが差し掛かった時にボタン2を離すと、爪を開きながらクレーンが下降する。
クレーンが一番下に到達すると同時に爪が閉じて上昇し、自動的に元の位置(景品の取出し口)に戻る。
この際にクレーンが景品を掴んでいると、そのまま取出し口に景品が落下する。

主にボウリング場や喫茶店・スナックなどに設置されていた。
景品として用いられた物は、タバコとほぼ同サイズの箱に入った菓子類か、カプセルに入ったキーホルダーやライター等、
店舗によっては女性用の下着などもカプセルに入れて景品としていた。

低年齢層にも遊びやすい構造で同社のヒット作となりシリーズ化もされたが、「ラッキークレーンIV」発売後の1992年3月に倒産。
「ラッキークレーン」等のプライズ機は同業のユウビスが継承した。


【参考文献】

一般社団法人 日本クレーンゲーム協会
「クレーンゲームの機械の進化の流れ」(http://kuretatsu.com/progress.html)


ニューラッキークレーン

実機について 1993年、ユウビスから登場。
UPL「ラッキークレーン」と同型の掴み取り型クレーンゲームである。

筐体は大人の腰ほどの高さがあり、筐体左右と天板はガラスで素通しになっている。
機能的にも従来機と殆ど変わらないが筐体にカラフルな気球が描かれており、客の目を惹く賑やかなデザインとなった。
所定の料金を投入するとゲームがスタートする。
筐体上から覗き込むようにクレーンの位置を確認しながら、操作盤にある2つのボタンで操作する。
ボタン1を押したままにするとクレーンが前進する。ボタンから指を離すとその場でクレーンが止まる。
続いてボタン2を長押しするとクレーンが右に移動する。
狙った位置にクレーンが差し掛かった時にボタン2を離すと、爪を開きながらクレーンが下降する。
クレーンが一番下に到達すると同時に爪が閉じて上昇し、自動的に元の位置(景品の取出し口)に戻る。
この際にクレーンが景品を掴んでいると、そのまま取出し口に景品が落下する。
景品として用いられた物は、タバコとほぼ同サイズの箱に入った菓子類か、カプセルに入ったキーホルダーやライター等、
店舗によっては女性用の下着などもカプセルに入れて景品としていた。

同業のUPLが1992年に倒産した事に伴い、同社の「ラッキークレーン」の商品化権を継承・販売しており、
セガの「パラダイスクレーン」等、「ラッキークレーン」をベースとした他社との共同開発も行われた。


【参考文献】

一般社団法人 日本クレーンゲーム協会
「クレーンゲームの機械の進化の流れ」(http://kuretatsu.com/progress.html)


キャッチ・ザ・ハート

実機について 1989年、タイトーから登場した掴み取り型クレーンゲーム。
UPLの「ラッキークレーンシリーズ」と同型である。
(「ラッキークレーンシリーズ」は倒産後に同業のユウビスが継承)
タイトルの「キャッチ・ザ・ハート」とは、1989年に制定されたタイトーのキャッチフレーズである。

筐体は大人の腰ほどの高さがあり、筐体左右と天板はガラスで素通しになっている。
機能的にも従来機と殆ど変わらないが筐体にカラフルな気球が描かれており、客の目を惹く賑やかなデザインとなった。
所定の料金を投入するとゲームがスタートする。
筐体上から覗き込むようにクレーンの位置を確認しながら、操作盤にある2つのボタンで操作する。
ボタン1を押したままにするとクレーンが前進する。ボタンから指を離すとその場でクレーンが止まる。
続いてボタン2を長押しするとクレーンが右に移動する。
狙った位置にクレーンが差し掛かった時にボタン2を離すと、爪を開きながらクレーンが下降する。
クレーンが一番下に到達すると同時に爪が閉じて上昇し、自動的に元の位置(景品の取出し口)に戻る。
この際にクレーンが景品を掴んでいると、そのまま取出し口に景品が落下する。

景品として用いられた物は、タバコとほぼ同サイズの箱に入った菓子類か、
カプセルに入ったキーホルダーやキャラクターグッズ等である。


【参考文献】

一般社団法人 日本クレーンゲーム協会
「クレーンゲームの機械の進化の流れ」(http://kuretatsu.com/progress.html)


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