1985年、セガ・エンタープライゼスより登場。
プレイヤー自身の技量によって景品を獲得する「プライズゲーム」の一種で、
掴み取り型のクレーンゲームである。
同社の大ヒット作品「UFOキャッチャー」の派生形に当たり、イメージカラーも同様にピンクである。
宇宙基地でのクレーン作業をイメージしたデザインになっている。
非常にコンパクトな筐体ながら、2人同時プレイにも対応している。
一般的なクレーンゲームと同様に2つのボタンで操作するが、
クレーン本体は天井ではなく、景品の陳列場所の両端に設置されている。
景品の陳列台は丸く凹んだターンテーブルになっており、ゆっくり回転する。
料金を投入し、1ボタンでクレーンを前後に移動させ、2ボタンでアームを下ろす。
(一定時間放置すると自動的にアームが降りる)
アームが降りた場所に景品が入り、タイミングが合えばアームが景品を掴む。
そのままアームは自動的に旋回し、排出口の上でアームが開いて景品を落として獲得出来る。
ゲーム中のBGMを3種類から選択可能、アーム降下中のターンテーブルの停止・回転、
プレイ回数式かタイマー式の選択など、店舗側の設定の自由度が高い。
【関連項目】
- ペアクレーン(1984年)…スペースクレーンとほぼ同じ構造の小型クレーンゲーム。
【参考文献】
一般社団法人 日本クレーンゲーム協会
「クレーンゲームの機械の進化の流れ」(http://kuretatsu.com/progress.html)
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