TANK

実機について 1974年にATARIから登場。開発は同社の関連メーカーのKee Games。
戦車同士の戦闘をモチーフとした1画面固定式アクションゲームである。
2人対戦プレイ専用で、筐体には2本のジョイスティックが2組配置されている。

1プレイヤーは黒い戦車・2プレイヤーは白い戦車を、2本のジョイスティックで操作する。
2本のジョイスティックを同時に前に動かすと前進、更に押す力を強めると速度が上がる。
同じく後ろに引くと速度が下がり停止する。ジョイスティックを交互に引くと旋回を行う。
右側のジョイスティックに付属するボタンを押すと、前方に砲弾を発射する。
2人のプレイヤーが戦車を操縦して、上空から見た迷路の中を進みながら互いに撃ち合い、
中央の地雷原にあるXマークで表される地雷を避けながら相手を攻撃する。
なお、迷路の壁は破壊出来ない。
地雷や砲弾で戦車がダメージを受けると、相手プレイヤーにポイントが与えられる。
戦車はダメージを受けても破壊される事は無く、そのままゲームは続行される。
制限時間が切れるまで、より多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝者となる。

このゲームも商業的に成功を納め、1万本以上の売り上げを記録して当時のアタリ社の財政を潤した。
この成功を受けて「Tank II」（1974年）、「Tank III」（1975年）、「Tank 8」（1976年）、
「Ultra Tank」（1978年）の4種類の続編が作られた。(下記参照)
日本には中村製作所(ナムコ)を通じて輸入販売しており、後に同社も戦車をモチーフとした
シューティングゲーム「タンクバタリアン」(1980年)を制作している。

【参考資料】

ウィキペディア英語版
｢Category:Atari arcade games｣(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)

TANK8

実機について 1976年にATARIから登場。
戦車同士の戦闘をモチーフとした1画面固定式アクションゲームである。
同社の多人数レースゲーム「インディ800」と同様に最大8人もの同時対戦が可能。
筐体の面に沿う様に2本のジョイスティックが8組配置されている。

各プレイヤーは2本のジョイスティックで自分の戦車を操作する。
2本のジョイスティックを同時に前に動かすと前進、更に押す力を強めると速度が上がる。
同じく後ろに引くと速度が下がり停止する。ジョイスティックを交互に引くと旋回を行う。
右側のジョイスティックに付属するボタンを押すと、前方に砲弾を発射する。
プレイヤーの戦車の色は、赤・青・緑・桃・茶色・紫・水色・黄色となっている。
8人のプレイヤーが戦車を操縦して、上空から見た迷路の中を進みながら互いに撃ち合い、
迷路に仕掛けられた+型の地雷を避けながら相手を攻撃する。
迷路の壁は一部を除いて破壊可能で、自分で道を切り開いて進む事も出来る。
地雷や砲弾で戦車が破壊されると、相手プレイヤーにポイントが与えられる。
破壊された戦車はスタート地点から復活してゲームは続行されるが、戦車の残骸が障害物として迷路に残る。
制限時間が切れるまで、より多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝者となる。

【参考資料】

ウィキペディア英語版
｢Category:Atari arcade games｣(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)

ULTRA TANK

実機について 1978年にATARIから登場した1画面固定式アクションゲームである。
戦車同士の戦闘をモチーフとしたゲームで、1974年から登場した「TANKシリーズ」の最終作に当たる。
筐体には2本のジョイスティックが2組配置されている。
2人対戦プレイが基本だが、コンピューターを対戦相手にした1人プレイも可能。

操作方法・ルール自体は「タンク」シリーズと変わり無い。
1プレイヤーは白い戦車・2プレイヤーは黒い戦車を、2本のジョイスティックで操作する。
2本のジョイスティックを同時に前に動かすと前進、更に押す力を強めると速度が上がる。
同じく後ろに引くと速度が下がり停止する。ジョイスティックを交互に引くと旋回を行う。
右側のジョイスティックに付属するボタンを押すと、前方に砲弾を発射する。
2人のプレイヤーが戦車を操縦して、上空から見た迷路の中を進みながら互いに撃ち合い、
画面中央の地雷原にあるXマークで表される地雷を避けながら相手を攻撃する。
前作「タンク8」と異なり、迷路の壁は破壊出来ない。
地雷や砲弾で戦車がダメージを受けると相手プレイヤーにポイントが与えられる。
戦車はダメージを受けても破壊される事は無く、そのままゲームは続行される。
制限時間が切れるまで、より多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝者となる。

【参考資料】

ウィキペディア英語版
｢Category:Atari arcade games｣(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)
→別館入り口に戻る