UFOキャッチャー8

実機について 2008年、セガ・エンタープライゼスより登場。
プレイヤー自身の技量によって景品を獲得する「プライズゲーム」の代表機種、クレーンゲームの一種である。
同社を代表するクレーンゲーム「UFOキャッチャー」シリーズの1機種である。

従来機より「UFOメカ」の高さを上げた事によりショーケースのガラス面も大きくなり、ゲームのアピール度もアップした。
更にショーケース内に設置される陳列用プレートのレイアウトは、景品サイズにあわせて自由自在に変更可能。
操作盤の位置も従来よりも下げており、小さな子供でも遊びやすくなるように配慮されている。
小型〜大型まで様々な景品への対応はもちろん、取らせ方やディスプレイでも抜群の自在性を誇る。
新開発の「UFO KEY」と称する専用ICタグを利用すると、営業中でもサービスドアを開けずに
パワー調整やクレジットの追加などの設定が簡単に行える。

従来機と同様に2人別々にプレイが可能になっており、筐体上には2〜3つのボタンが配置された操作盤が2組ある。
(3つ目のボタンは店舗によって封印されている。)
所定の料金を投入すると、即座にゲームが開始される。
(基本は1回100円だが、500円硬貨1枚で5回プレイ保障の設定も可能。金額設定や回数は店舗による。)
所定の位置(景品投入口の上)に待機しているUFOメカ(いわゆるクレーン部分。同社の公式名称)を、
第1ボタンを押している間、UFOメカが右方向へ移動する。(筐体左側で操作した場合。)
ボタンから指を離すとUFOメカがその場で停止する。再度押しても左右へは移動出来ない。
続いて第2ボタンを押している間、ショーケースの奥に向かってUFOメカが移動する。
第2ボタンを離すと自動的にUFOメカのアームが開き、UFOメカが下降する。
所定の位置まで下降するとUFOメカのアームが閉じてUFOメカが上昇し、景品投入口へ移動する。
但し、店舗によっては第3ボタンも設置されており、下降中に押すとUFOメカが停止し即座に景品を掴む動作に入る。
景品投入口に到着するとUFOメカのアームが開く。
この時点でアームが景品を掴んでいると景品が投入口へ落下して、取出し口から景品を取り出せる。

後に筐体のイルミネーションにLEDを採用して省電力化を図り、更に陳列用プレートの配置変更の自由度を高めた、
改良型の「UFOキャッチャー8 Second」も登場した。


【参考文献】

一般社団法人 日本クレーンゲーム協会
「クレーンゲームの機械の進化の流れ」(http://kuretatsu.com/progress.html)


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