ビートマニアIII

実機について 2000年登場。
ビートマニア」の直系機。従って基本ルール・内容は、いわゆる「5鍵版」と呼ばれる「ビートマニア」とほぼ同じ。
しかし収録されている曲の傾向は「ビートマニアII DX」に近い。
モニター両脇の大型スピーカーユニットとコントロールパネル等、「ビートマニアII DX」に匹敵する程の大型筐体である。
エフェクト操作は「ビートマニアII DX」よりも充実しており、コントロールパネルのデザインも
実際のクラブDJが使用するようなエフェクターをイメージしたものに進化している。
エフェクトの切り替えは、筐体下のフットペダルによって切り替える。
アレンジプレイがしやすいように難易度も抑え目になっている。それによって自由度の高い演奏が実現した。
シリーズ初のフロッピーディスクによるデータセーブ機能も特徴。自宅などのパソコンでデータ管理が可能。

※「ビートマニアIII」シリーズは家庭用に移植されていないが、一部の曲が「ビートマニアII DX」に収録されている。

代表曲…「Overwhelming」-good-cool-

模型について 2000年、実機の登場とほぼ同時に「ビートマニアII DX」と共に製作した物の内の1つ。
(「ビートマニアII DX」は、途中で挫折しましたがw)
最も参考になった資料は、何と言っても「ビートマニアIIIサウンドトラック」。
イラストが豊富で製作に大いに助かりましたが、ただ1つ失敗が…
実物はモニター両脇のスピーカーユニットを含め、筐体の後部が折れ曲がっているのですが、
この作品はそれを見落としてしまい直線になってます。
この作品を仕上げた後、大阪・チルコポルト茶屋町店で、ようやく実物に触って
初めて間違いに気付きました。
戯言 残念ながら元々実機は数が少なく、店舗から撤去も早かったために、
筆者も指で数えるほどしか体験できませんでした。
2007年は「ビートマニア」誕生10周年だし、家庭用の移植も期待してたのに…。

遅ればせながら10周年記念と言う事で、「5鍵版」の歴史を模型で振り返ってみました。こちらも合わせてご覧下さい。

模型で辿るビートマニア(5鍵盤)シリーズの歴史


ビートマニアIII APPEND CORE REMIX

実機について 2000年12月登場。
2ndMIX収録曲のリミックスを主体に構成されている。内容は「ビートマニア」版と近いが
「ビートマニアII DX」の一部の曲が収録されている。

・「ビートマニアcompleteMIX2」で採用された「1P CENTER-PLAY」モードを搭載。

元々は「ビートマニアIII」の豊富なエフェクト機能を生かし、アレンジプレイを楽しむために開発されていたバージョンであった。
当初の販売戦略では、各ユーザー(ゲームセンター)が所有する耐用年数の迫った「ビートマニア」を、
この新筐体に買い替えさせる形で更新させる計画であったが、新筐体の価格が高い事がネックになって数が出回らず、
(「ビートマニア」筐体が96万円に対して、「ビートマニアIII」は約130万円。)
結局、この2種類の筐体は「THE FINAL」まで運命を共にすることになった。

代表曲…「something special」-RAM-


ビートマニアIII APPEND 6thMIX

実機について 2001年7月登場。
「ビートマニア6thMIX」収録曲と新たに追加曲で構成されている。

・一部の曲にロングバージョンが追加。

代表曲…「PINK DREAM (LONG)」-PINK PONG-


ビートマニアIII APPEND 7thMIX

実機について 2002年1月登場。
「ビートマニア7thMIX」収録曲と新たに追加曲で構成されている。

・プレイの進行状況(選択した曲)によって、エンディングがこれまで登場したシリーズの物に変わる。

代表曲…「STEEL CAGE (LONG)」-Des-ROW-


ビートマニアIII THE FINAL

実機について 2002年8月登場。
「ビートマニアTHE FINAL」収録曲と新たに追加曲で構成されている。
当然ながら、ほぼ同時期に登場した「通常筐体版」よりも収録曲は上回っている。

・ゲームモード選択画面で『幻のキャラクター』とされていた
「CLUB SAGAWA」(初代「ビートマニア」の舞台)の女性オーナーが登場する。

代表曲…「大見解」-Des-ROW-


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