タイトル不明(企画書のみに存在)

実機について コナミが「DJシミュレーションゲーム」を開発する際に提案された、筐体イメージの1つ。
※イメージイラストのみで実物は存在しない。
模型について 主な製作法は「ビートマニア」と共通。
しかし、資料がイラスト一枚だけなので、自分の憶測や他シリーズを参考にした部分も有ります。
イラストのマーキー(看板)を良く見ると、タイトルが描かれていますが
残念ながら読み取ることが出来ません。
とりあえず、仮に「DJ BEATS」のマーキーを手描きで書いています。
このイラストは色が付いてなかったため、作品は「DJ BEATS B」とほぼ同じ配色としました。
戯言 模型化の参考になった資料は「BEATMANIA 2ND MIX COMPLETE」(サウンドトラック)。
これに付属しているリーフレットに、当時の企画書と思しき筐体のイラストが4種類ありました。
当初は「ビートマニア」だけを作るため、このイラストには見向きもしなかったんですが、
一通りビーマニシリーズを作ってネットに晒す段階になると、もっと種類を増やしたくなり、
かと言って「2ndMIX,3rdMIX…」と同じ形の筐体を幾つも作ったって面白くないので、
「だったら、企画のみで終わった筐体を立体化しよう!」と思い立ちました。

4種類の中では最も「ビートマニア」のデザインから掛け離れています。
多分、企画がスタートした直後の最初に手掛けたイラストなのかもしれません。
イラストには対比として、2人の少年(?)が描かれていますが
これと比べてみると、この筐体は非常に小さいことが分かります。
ターンテーブルの配置も違っていて、その側には本物のレコードプレーヤーに付いているようなアームがあります。
中央に大きなボタンのような物が4つあります。
ボタンにしては大き過ぎることから、ボリューム調整か、エフェクト用のダイヤルかもしれません。
(この作品では、どっちとも言えないよう誤魔化してますが)
ひょっとしてゲームシステムも、現在の「ビートマニア」より「クラッキンDJ(セガ)」に近かったのかも。
筐体の下部には大きな四角いスピーカー、さらにその下にペダルが2つ付いています。
これは後に「ビートマニアIII」で実現されていますね。


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