初めて来られた方へ…

「ビートマニアシリーズリアルミニチュア」展示場へようこそ!!
ビートマニアに興味のある方は勿論、ゲームに興味が無くてもミニチュアなら興味が有るという方でも出来るだけ読み易く、
興味を持っていただけるサイトになるよう心掛けて製作しています。
合わせて「製作裏話」も読んでいただいて、さらに作品を理解して貰えれば幸いです。
展示作品・実物の筐体関連で分からないことや、「解説が間違ってる」とか突っ込みがありましたら掲示板へどうぞ!

作品の大きさ

この展示場を作るまでの約7年間、「ビートマニアシリーズ」のミニチュアは様々な場所で発表していました。
2ちゃんねるの「模型板」は勿論、「音ゲー板」にも紹介したことがあります。
「pya!」(様々な投稿画像をネタに、コメントして遊ぶサイト)にも3回程投稿しました。
特にこのサイトではネタの内容よりも撮影方法等に色々アドバイスをいただき、大変参考になりました。
その中で「対象物が無いので、縮尺が判り辛い」とのコメントが多くあったので、比較用に撮影してみました。
「ビートマニアIIDX」筐体ミニチュアの比較。左が「デスクトップアーケードコレクション(DAC)」。
DACの縮尺は実物の1/12の大きさなので、当サイトの作品(1/24)とは単純に2倍の差があります。

作者の掌に収まる「ドラムマニアXG」。
解説記事の画像では大きく見えますが、実際はこんなに小さいんですよ♪


関連用語

この展示場で良く出てくる「ビートマニア」用語。一部は、他のアーケードゲームにも見られる言葉です。
元々このサイトは、ゲーム機の知識が無い人でも読んでいただけるように、出来るだけ専門用語は抑えてありますが、
覚えておくと、このサイトがちょっとだけ読みやすくなるかも…
マーキー
(marquees)
ゲームタイトルが書かれた看板。通常はゲーム機の上部に掲示される。
ポップ
(pop)
装飾品。筐体の周辺を飾るための物。厚紙で出来ており、両面テープ等で固定される。
他のゲーム機にはあまり見られない物だが、「ビートマニア」シリーズでは、
筐体と一体化したような派手なデザインが特徴。
ポップにはゲームのキャッチコピーと共に、キャラクター等が描かれている。
インストラクションカード 解説書。略して「インスト」。
操作方法やゲームの進め方等、筐体に直接表示されている。
「ビートマニア」シリーズでは、モニター周辺に操作方法が描かれたシールを張っている場合が多い。
上記の「ポップ」が「インスト」兼用になっている例もある。

エフェクター 「ビートマニア」等、『DJシミュレーターシリーズ』に搭載されている機能。
プレイ中に音量やエコーの掛かり具合などを操作出来る。
「ビートマニア」の場合、エフェクトボタンを押すと音声にエコーが掛かる。
「ビートマニアII DX」「ビートマニアIII」は、専用のコントロールパネルがあり、
さらに細かく調整可能。

譜面(ノート) 「ビートマニア」シリーズで、ゲーム進行中必ず表示されるキャラクター。
ゲーム画面の上もしくは下から流れ、プレイヤーに指示を与える。
これらが判定ラインに差し掛かった時、タイミング良くボタンを押す等の
操作を行ってゲームを進めていく。プレイにメリハリを付けるため、 
指示が終わるまで、ボタン・パネルを長く押さなければならない場合もある。

「ノート」「ポップ君」「オブジェクト」「チップ」「矢印(アロー)」「マーカー」…等、
ゲームによって形・名称が変わるが、基本的に、これらを指示通りにボタンやパネルを
押して消してゆくという役割は変わらない。

ターンテーブル 「ビートマニア」等、『DJシミュレーターシリーズ』に搭載されている機能。
本来のレコードプレーヤーとは異なり、自動的に回転しておらず、
画面からの指示に従って任意で動かすことによって、特定の音が出る。
この音と動作を「スクラッチ(擦る)」と呼ぶ。
実際のDJさながらのリアルなプレイが楽しめると共に、ボタンや鍵盤とは別の操作系であるため、
ゲームプレイにメリハリを付けたり、難易度を高める効果がある。

「ビートマニア」以外のシリーズ作品にも、似たような効果をもたらす操作系が用意されている。

・ドラムマニア(バスドラム…足元のペダルで入力)
・ギターフリークス(ワイリング…指示に従ってギターを立てる)
・キーボードマニア(ホイールコントローラ…鍵盤横に設置。縦に動かして入力)

海外版 日本国以外の国に対して販売されるゲーム。
海外専用として完全新規に制作されたゲームもあれば、内部スイッチの操作で日本国内版と海外版が切り替わるゲームもある。
ほとんどの場合、タイトル・言語・キャラクターのデザイン等が使用国の実情に合わせて対応する。
輸出の際は、特に人種・宗教関係等が変更対象になる事がある。
(例…十字架を意匠としたキャラクター等)

業務用「ビートマニア」シリーズの場合、欧州地域で「DDR」が「DancingStage」として独自展開している。
欧州・韓国などの一部地域では、ゲームの名称が変更されている。
これは、タイトルに使われている「MANIA」と言う言葉が、日米と異なり現地では好意的な意味ではないため。
但し、これらは国内版と比べると収録曲等の違いはあまり見られない。

例…「beatmania」→「beatstage」、「drummania」→「Percussion Freaks」等。

ロケテスト 開発中のゲーム筐体を、実際に一般店舗(ロケーション)に設置してもらい、
遊んだプレイヤーの反応を伺うもの。
ゲームショー等の展示と異なり、幅広くユーザーの意見を取り入れられる。
現在ではロケテスト自体が、イベントの一種として捉えられており、
使用するゲーム機・場所・日時等、事前にインターネットや雑誌で告知がなされる。
スタッフが直接、プレイヤーの感想を聞いたり、インターネットで感想を書き込める場合もある。
但し、ロケテストの結果しだいでは、そのままお蔵入りになってしまう可能性も…

ロケテスト以降、お蔵入りになった例…ラップフリークス

チルコポルト 「ビートマニア」シリーズ製作元であるゲームメーカー、コナミの直営ゲームセンター。
東京・新宿店、大阪・茶屋町店等、全国に18店舗展開していた。
直営であるため、大規模なゲーム大会が行われたり、優先的にロケテストが実施されていた。
特に当時の稼ぎ頭である「ビートマニア」シリーズは優遇されており、ファンにとっては「聖地」であったが、
残念ながら、現在は全て撤退している。

私言ですが、1998年始頃に、筆者の地元のゴルフ練習場跡地にショッピングセンターが出来たんですが、
そこの一角に「チルコポルト南津守店」(大阪市西成区)が同時に出店する事を知った時は、鳥肌が立つ程感激しました。
チルコポルトという店は、ゲーム雑誌やコナミの広報誌で知ってましたが、まさか自分の住んでいる町に来てくれるとは…
オープン準備中の店舗内に「ビートマニア」や「DDR」等が、次々運び込まれる光景を見た時は、
「もう遠くのゲームセンターへ行かずに済むなぁ」と、開店の日をワクワクしながら待ちわびていました。


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