(静岡・山梨)
八本歯のコルから間ノ岳を望む
(2001・7・5〜7)


キタダケソウは見つけられませんでした。



7月4日夕食後出発して、韮崎を通って1:20広河原へ着いた。
ここから北岳へ登るのは2度目である。

1日目
5:30広河原を出発して、二俣を直進して左俣コースへ進んだ。前回は右俣へ行ったのだった。
大樺沢雪渓はのぼるはアイゼン無しで、やまよはアイゼンを付けて登った。
アイゼンを付けている人と付けていない人はだいたい半々だった。
雪渓を登り終えるとハシゴが続いて八本歯のコルにやって来た。
このあたりは花がいっぱいだ。キタダケソウに会えないかな。
そう思っていると傍にいた男性が、どこやらのホームページでは6月の末以降には確認されていないと書かれていたという。
ハクサンイチゲは今は盛りと咲いていたが、中にはもう終わりかけと思うのもあった。

北岳山荘で昼食にしてから間ノ岳へ行くことにした。
大展望を楽しみながら中白峰から間ノ岳へと縦走した。
誰にも出会わないし、間ノ岳(3189m)にも誰もいなかった。

広い山頂で休んでいると、すぐそばのハイマツに雷鳥がいた!静かな山と雷鳥!これもまた良かった。
↑ 間ノ岳山頂
←大樺沢雪渓
間ノ岳方面から北岳を見る 北岳山荘から眺める月と富士山

そして山荘に戻って夕食の時、近くの席にいた女性がキタダケソウを見たと言う。
「えっ!」
「絶対、見つける!」と懸命に探したそうだ。そうしたらあったと言うのだ。
「どこに?」
「八本歯のコルの先に」
ではあの終わりかけのハクサンイチゲと思ったのは、キタダケソウ!?よく見ればよかったー

2日目
5:45山荘を出発して北岳山頂へむかったが、風が強い。
それでも行ってみよう・・と進んだが・・雨交じりの強風となって、断念して八本歯のコルへ下ることにした。
強風はあいかわらずでロープやクサリを持つ手に力が入った。
八本歯のコルも飛ばされないようにと思って通り過ぎてしまい、キタダケソウを探す余裕はなかった。残念!

雪渓を下っていくうちに風も雨も止んだ。
1日目
広河原(5:30)→二俣(7:50)→(12:15)北岳山荘(12:55)→(15:05)間ノ岳(15:20)→北岳山荘(17:15)

2日目
北岳山荘(5:45)→二俣(8:45)→広河原(11:30)


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