新潟雨飾山



この宿は山小屋ですが、すぐ下まで車で行くことが出来ます。
以前は2時間は歩かないと行けない秘湯中の秘湯だったそうです。

着きましたら賑やかな声が聞こえてきましたが、夕方になると私達だけになりました。
どうやらみんな立ち寄り湯のお客様でした。

庭先には都忘れの湯と名付けられた露天風呂があります。
風流な名前でしょう?

内湯には風流な短歌?川柳?が木の短冊に書かれて下がっていました。

面白いのでメモしてきました。


    そっと一緒に入ろうよ 見てもいいけど  さわっちゃだめ


    前みても後ろを見てもその美肌 今日は秘湯で 3つ若返る


    身をきられても 音に名高い秘湯をたずね 私しゃ元気に生きてます

雨飾山荘 玄関
左の三角の建物に内湯がある 露天風呂「都忘れの湯」の入り口
ご主人が達筆の書を私達に書いてくれました。



鋸山からぽんと出た月も 都を忘れて 肌照らす

         「天籟」



そして「天籟」の意味を話して下さったのですが

良く解りませんでした。

「天国のようなことですか」と言いましたら

ちょっと違うなあとおっしゃいました。

帰ってから広辞苑で調べたけど解ったようなーーー

解らないようなーーー

なんとも風流なご主人でした。
都忘れの湯
ご主人が書いてくれた書「天籟」


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