(和歌山)
  湯の峰温泉から熊野本宮大社まで歩きました。 
大斎原の日本一の鳥居
(2019・11・6)




前日湯の峰温泉「あづまや」に泊ったので、つぼ湯まではすぐです。
大日越はここからスタートで、石段を進みますとすぐに湯峰王子がありました。
小さな神社です。
また元の道に戻って、本宮大社を指す矢印に従って進みます。
道は木の根道になって上り坂が続きますが、山道という程ではなく、スニーカーで大丈夫です。
道はよく踏み固められており、いにしえから多くの人々が行き交ったということがわかります。

鼻欠地蔵が現れました。
立像の地蔵さんと座像の地蔵さんが並んで刻まれてあります。
お賽銭がたくさん供えられていました。

ここまで来ると道は平坦になっています。
ラクラク進みますと、小さな神社がありました。
月見ヶ丘神社です。
ここで先に行く2人連れに追いつきました。

熊野古道大日越はつぼ湯そばの橋から始まる 入ってすぐの石段
湯峰王子 木の根道を行く
鼻欠地蔵 月見ヶ丘神社


今度は下り坂となって、峠を過ぎたことがわかります。
杉木立が続いて、巨木もあり、気持ちの良い木陰歩きが出来ました。

やがて民家が現れて登り口に到着しました。
そこから右前方に大鳥居が見えているので、進む方向は自然とわかります。


10分で鳥居の所に到着。「大斎原」と書いてあります。
おおゆのはらと読むそうです。
熊野本宮大社は元はここにあったそうです。
ここは熊野川の中州にあって、明治22年の大水害で大きな被害を受け、山の方に移されました。

復興130年と大きな横断幕が掲げられていました。
そうだったのか。

大鳥居は高さ34mあるそうです。

それから本宮大社までは5分程ですが、玉砂利と石段を登って到着しました。

この周辺は広々としていてゆったりとしたいい所だと思います。
でも宿泊する所がなさそうで、湯の峰温泉や川湯温泉、渡良瀬温泉辺りまで足を延ばす必要があります。
バスで20分位ですが、私達の歩いたコースを戻れば湯の峰温泉まで1時間半位です。

足を使って歩いて、つぼ湯に浸かるのもいいかと思います。
どうかしらーーー


秋の花 リンドウ 杉木立の中の道標
大きな杉も多い 大日越登り口
大斎原(おおゆのはら)の大鳥居 熊野本宮大社 中は撮影禁止です

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