(鹿児島)



吹上浜を散策しました。日本の三大砂丘のひとつというにはちょっと期待外れでしたがーーー
それからみどり荘までは近かったです。

山門を入るといくつかの建物があり、その向うにみどり池が見えました。
山の緑を写し込んで、静かで綺麗な池でした。

部屋は散策路から上に行って、さらに石段を上がった先にある別棟でした。
内湯へは階段を下りてまた別の建物の軒下を歩いてーーーと
露天風呂へはさらに池の畔をぐるっと廻ってとーーーとにかく広い敷地を巡ります。
みどり荘玄関 敷地の中にあるみどり池
部屋からの眺め 藤棚の下が朝食会場

内湯からは池が望めます。
お湯は少し薄墨色で、黒いのは湯の花だと書いてありました。
こんな色もあるんだと感心してみたりーーーでもタオルが黒くなるということはありませんでした。

女性露天風呂の傍に観音堂がありました。
これは戦争で散った特攻隊員の霊を慰めるために建立されたそうです。
ここは出撃前の特攻隊員の休養地だったそうです。

今回の旅で知ったのですが、特攻隊の基地は知覧や万世だけではなく鹿児島に20ヶ所もあったそうです。

ガイドさん付きで指宿のその慰霊碑にも行って来ました。海から飛び立つ飛行基地だったそうです。
布製だったとかで弾が当たっても突き抜けたとかーーー
むちゃくちゃやー

内湯からはみどり池が見える 露天風呂
骨まで愛して  というのは爪楊枝 夕食

夕食はまた別の建物の個室に用意されていました。
美味しくて、完食です。

朝食は藤棚の下の大きな大理石のテーブルで頂きました。
3段重ねの丸いお重に入っていました。これも完食です。ごちそうさま。

最終日となり、宿を出発して見どころを探して走りました。
眺めの良い番所鼻自然公園という所で降りて歩きますと、海の向こうの開聞岳が美しい姿を見せてくれました。

今和泉島津家の跡は今和泉小学校になっており、
海辺には幼少の篤姫の像がありました。
顔をよく見ると、どこか宮崎あおいに似ているような
気がしました。ドラマの影響でしょうか。
この像はまだ新しいですからね。

鹿児島は名所がたくさんありましたし、
美味しい名物もたくさんありました。

名残惜しいですがもう帰ります。
鹿児島空港から神戸空港へひとっ飛びです。
慰霊の観音堂
今和泉の幼少の篤姫「於一」像 番所鼻自然公園から見る開聞岳

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