(鹿児島)


肥薩線の嘉例川駅前から連絡良くバスがあり、20分程で妙見温泉に着きます。
降りて歩くとすぐに橋があって、渡ったすぐ右側に例の提灯が見えました。

仲居さんらしき人が数人立っていました。
実はこの人達は私達を待っていてくれたのでしたが、のぼるが冗談を言いながら通ったので宿泊客とは
思われなかったのでした。
後で分かって大笑いしました。

通された部屋は本館で、大正時代の懐かしい二間続きの純和室でした。
ガラスと障子戸の周りは廊下がぐるりと配されていて、明るくてそれでいて落ち着いた雰囲気たっぷりです。
なんといいお部屋でしょう。

敷地はとても広いらしく、木立と静寂につつまれていて、露天風呂も広くてきれいです。
体を洗う所もあるのでラクラク入ってのんびり出来たので、とうとう内湯には入らずじまいでした。

キズ湯というのもあって33℃のお湯らしい。
同所に43℃の山の湯というのがあって交互に入るとか。
まあ入ってみるかーーー

キズ湯に浸かって驚きました!ぬるすぎるということはなかったのです。
いい気持で、いつまでも入っていたくなるのでした。

大阪から来たという女性と一緒になりました。
彼女も秘湯ファンで、話に夢中になり食事の時間に遅れるほどでした。

入ってすぐ先にあるのが受付の建物 本館2階の部屋は純和室
大露天風呂 キズ湯は33℃

食事は1階の個室でいただきます。
会席料理で一品づつ運ばれてきました。
お味は上品で京料理を思わせるようで、薩摩料理を感じさせません。
味噌は赤みそでしたので、麦味噌は使われないのか聞いてみましたら、全国からお客様がいらっしゃるので、
どのお口にも合うようにしているのだとか。

(それでは秘湯らしくないじゃんーーー)やまよのたったひとつの不満を呟いてみるのでした。

お湯も良く、建物も風情があってとても良いです。
綺麗な女将が挨拶に来て言うには、2年前にここを買い取ってリニューアルされたのだそうです。
頑張ってくださいね。

夕食のご飯は土鍋炊き 朝食も豪華

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