(青森・十和田)



2015年9月、仙台まで夜行バスで行き、ここから北へレンタカーで青森へ走らせました。
まずウミネコで有名な蕪島神社へ行きました。
それはBSで放送されている火野正平の「こころ旅」で、ここを見たからです。

蕪島神社は小さい神社でした。
お目当てのウミネコは7月には飛び立っており、繁殖のために飛来するのは2月頃だそうです。
神社を3周すると幸運が訪れるということが書かれていたので、3周してから車に戻りました。

それから猿倉温泉へと向かうのですが、まずカーナビで電話番号から宿を入力してから出発しました。
けれども着いたのは町の中で、どう見ても秘湯とは思われません。
そこは猿倉温泉の連絡所らしき所でした。
近所の人が行き方を教えてくれて、それから1時間位走って、やっと到着しました。

ここは八甲田山の近くで、トレードマークのような文字で書かれた木の看板が見えたら、温泉への入口です。

宿は新館、本館、別館とあり、温泉と食事処は新館で、私達の部屋は本館でした。
お湯は乳白色で、内湯も露天風呂もちょうど良い湯かげんでしたので、何度も浸かりました。
途中で雨が降って来て露天風呂は屋根が無くて、それでも入っておりました。
猿倉温泉の木の看板が迎えてくれる 猿倉温泉
露天風呂 山の恵みの夕食

翌日は八甲田山に登ろうとロープウェイまで行ったのですが、山の上は雲がかかっているので取り止めて、
八甲田山遭難記念碑のある所を訪ねました。
ゆるやかな丘のその向うに後藤伍長の像が建っていました。
映画では北大路欣也の演じた神田大尉なのでしょう。
あの一面雪のシーンが浮かんできて、明治の悲劇の歴史を感じたのでした。

悲劇の場所となったあたり 樹林の中道を進むと後藤伍長の像がある
歩兵第五聯隊第二大隊遭難紀念碑と書かれている 後藤伍長の像


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