(東京 西多摩)



高尾山に登った後で、東京でただ一つの秘湯の宿へ行きます。
八王子を通り抜け、山の中を徐々に上がって行きますと車は減って、ライダーやチャリダーが多くなりました。
この辺りはこういう所らしいです。

檜原(ひのはら)数馬という所にやってくるとまだ桜が咲いていました。
今年は桜が早くて、どこでももう散っているのにです。

標高が大分ありそうです。
聞きますと高尾山と変わらない標高だそうです。

茅葺屋根と思いましたがちょっと違うなあと思いましたら、杉皮葺だそうです。
有形文化財の建物で、宿泊部屋としては使われていませんが、フロントの横にあって公開されています。

4和室が板戸で仕切られた懐かしい間取りです。昔の家はどこでもこんなだったなーーー
階上は養蚕の部屋だったそうです。

部屋は別棟の階下へ案内されました。
この宿は5組限定となっていて、そこに5部屋があったのでした。
秋川渓谷沿いの、芽吹いたばかりの新緑の雑木林の中でした。
癒されるやわらかさです。

内湯は蒼色のきれいなお湯でした。
新緑の薄緑色を映しているかのようです。

杉皮葺のたから荘に到着 宿泊棟は左の建物
たから荘玄関 間取りが懐かしい
内湯 お食事処は畳にテーブル

夕食は刺身こんにゃくをはじめ、山菜や地のものがメインでした。
わらびやうど、ゆり根などの味付けがとても美味しくて、素人の味とは一味も二味も違うのでした。
流石です。
こういう秘湯料理と言いますかどうですか、これがやまよの望むお宿です。

翌朝、桜の撮影ポイントを教えてもらって立ち寄ることにしました。
近くにコミニュティーセンターがあって、その駐車場に駐車するように教えてもらいました。

そこはバス停のすぐ傍で、10人位のカメラを持った人達が集まっていました。

桜はエドヒガンというのか枝垂桜というのか、それが満開でした。
その前を通るバスといっしょに桜を撮ろうと、カメラマンが待ち構えていました。
次のバスの時刻表を確認している人がいたり、うまく撮れた人がやまよに見せてくれたりしました。
撮り鉄ならぬ撮りバス!?

バス停の名前を見てまたびっくり!?
「人里」と書いて「へんぼり」と読むらしいーーー
そこでやまよは思いつきました。
   桜とライダーを撮ろう!  桜とチャリダーを撮ろう!
それが下の写真です。

山菜や地のもののメニュー 新名所か?枝垂桜に人が集まる
桜とチャリダー 桜とライダー


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