UFOキャッチャー

実機について 1985年、セガ・エンタープライゼスより登場。
プレイヤー自身の技量によって景品を獲得する「プライズゲーム」の代表機種、クレーンゲームの一種である。

2人別々でプレイ可能な仕組みになっており、筐体上はショーケースと2つのボタンが配置された操作盤が2組ある。
所定の料金を投入すると、即座にゲームが開始される。
(基本は1回100円だが、500円硬貨1枚で5回プレイ保障の設定も可能。金額設定や回数は店舗による。)
所定の位置(景品投入口の上)に待機しているUFOメカ(いわゆるクレーン部分。同社の公式名称)を、
第1ボタンを押している間、UFOメカが右方向へ移動する。(筐体左側で操作した場合。)
ボタンから指を離すとUFOメカがその場で停止する。再度押しても左右へは移動出来ない。
続いて第2ボタンを押している間、ショーケースの奥に向かってUFOメカが移動する。
第2ボタンを離すと自動的にUFOメカのアームが開き、UFOメカが下降する。
所定の位置まで下降するとUFOメカのアームが閉じてUFOメカが上昇し、景品投入口へ移動する。
景品投入口に到着するとUFOメカのアームが開く。
この時点でアームが景品を掴んでいると景品が投入口へ落下して、取出し口から景品を取り出せる。
1987年に後継機種「UFOキャッチャーDX」が登場。
筐体のカラーリングとプレイ中のBGMが変更された以外は、デザイン自体は初代機から変更はない。
後にバグ対策を施した「UFOキャッチャーDX II」も登場している。

クレーンゲーム自体は歴史が古いが、景品がカプセルに入ったキーホルダーやライター等から、
人気キャラクターのぬいぐるみやグッズに変わり、プレイ中に流れる賑やかなBGMや、
筐体のカラーリング・デザイン等も女性客から高く評価された。
この筐体の大ヒットに他社も追従し、現在に至るまでクレーンゲームの代名詞的な存在となっている。

【関連項目】

UFOキャッチャーシリーズ

その他のセガ製クレーンゲーム

  • スキルディガ(1965年)…セガ初のクレーンゲーム。(日本初に関しては諸説あり)
  • パラダイスクレーン(1998年)…「スキルディガ」の発展形とも言えるクレーンゲーム。ユウビスとの共同開発。
  • ペアクレーン(1984年)…古いタイプの掬い取り型クレーンゲーム。
  • ドリームキャッチャー(1989年)…円筒形の筐体でブースを4人分に増やしたクレーンゲーム。

【参考文献】

一般社団法人 日本クレーンゲーム協会
「クレーンゲームの機械の進化の流れ」(http://kuretatsu.com/progress.html)

作品について&戯言 2020年3月にミニチュア作品を公開した後、次に何を作ろうか暫く悩んでいたら、
そろそろクレーンゲームとかにも力を入れようかなぁと思い、どうせ作るんなら歴史的にも重要な筐体を…
…と、言うワケでクレーンゲームの代名詞にもなっている「UFOキャッチャー」をミニチュアにしてみました♪
かなり以前から集めていた関連資料も見ている内に、その他のシリーズ筐体も作りたくなり、
『同じ様な物を作るんなら、もう纏めて作ってしまえ!』と、調子に乗って大量生産しました。
筐体の中に入る景品は箱入りの商品を作るのも大変なので、ハート型・星型・キャンディー型・ネコ型や、
更に2cmくらいの大きさのカラフルな毛球(?)など、100円ショップで購入した様々な形のビーズを使用しました。
まぁ、見ようによっては実際の景品に良くあるクッションっぽいかなぁと(笑)

他のUFOキャッチャーシリーズ以外にも、調子に乗って他社のクレーンゲームも多数制作したので、
作品公開までかなり時間が掛かっちゃいました。
そのおかげで残念ながら、当初の目標だった「UFOキャッチャーの日」(6月24日)に間に合わず…


最早言うまでも無く、日本のゲーム史に燦然と輝く大ヒット作ですね!
当時のゲームセンターは、特に若い女性が入り辛い雰囲気でしたが、
ピンク色の可愛いデザインの筐体に、景品もキャラクターのぬいぐるみや実用性の高い商品を入れる等、
メーカーと店舗側の工夫もあって、若いカップルや女性同士のお客さんがゲームセンターに足を運ぶようになったり、
名前がクレーンゲームの代名詞として扱われたり、その知名度の高さから現在も影響を与えているゲーム機です。
そして、この10年後に同社から登場する「プリント倶楽部」(1995年)の大ヒットによって、
更にゲームセンターの間口を広げる事になるのです。

因みに作者はクレーンゲームが苦手でして、唯一まともに景品が取れるのは「UFOあらかると」だけです(苦笑)


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