ビートストリーム

実機について 2014年7月登場。
リフレクビート」に続いて、タッチパネルを使用する音楽ゲーム。
メインモニターの上に更に別のモニターがあり、見学者も音楽と映像を楽しむことができる。
最大4人で店内対戦可能だが、他店舗からもネットワークを介して4人対4人でのチーム戦も可能。
基本的な遊び方は「リフレクビート」に似ているが、判定ラインが従来のシリーズと異なり、ジャッジリングと呼称する
輪のような判定ラインに向かって、画面周囲からオブジェクトが現われる。
通常の「ノーマルノーツ」の他に「ロングノーツ」「同時押しノーツ」など、基本のオブジェクトは
ジャッジリングに重なった時にタイミング良く押すと消えるが、以下の特殊ノーツが存在する。
【スラッシュノーツ】
四角形のノーツ。ジャッジリングに重なった瞬間、指で擦るようにタッチして消す。
移動はノーマルノーツとほぼ同じ。

【リップルノーツ】
ジャッジリングから少し離れた場所に、片側3箇所ずつ(計6箇所)に「リップルノーツ」が出現する場所がある。
浮き出るように現われたノーツをタイミング良くタッチして消す。このノーツは移動しない。

【ストリームノーツ】
三角形のノーツ。ジャッジリングから少し離れた場所に突然現われる。
ノーツに付帯しているレーンに沿って、三角形を移動させるような感覚で指をスライドさせる。

ゲームルールは他シリーズとほぼ同様に、出来るだけミスをせずにゲームを進めて
クリアゲージに一定のポイントが溜まればステージクリアとなる。
収録曲は「サウンドヴォルテックス」と同様に、著名な同人コンポーザーによる曲が中心。
今作からコナミの電子マネー「PASELI」との連携が強化され、全ての難易度が選択可能になったり、
更に別ポイントを支払うとゲームオーバーが無くなり、設定曲数終了後にもう1曲プレイ可能になる「ビーストモード」が発動する。

2015年12月に「BeatStream アニムトライヴ」にバージョンアップされた。
ストリームノーツの軌跡がジグザグになったり、途中で方向が変わる等、譜面の自由度が高くなっている。
更にロングノーツやスラッシュノーツの判定も柔軟性を持たせて、プレイヤーの負担を軽減させている。
しかし、BEMANIシリーズ最新作「ノスタルジア」へ筐体を流用するため、2017年3月1日を以てサービス終了となった。
(一部の店舗は引き続き、2017年8月31日までプレイ可能。)

【代表曲】
ビートストリーム…「ビビットストリーム」-DJ TOTTO-
BSアニムトライヴ…「トキメキストリーム」-Qrispy Joybox-

作品について&戯言 「リフレクビート」や「サウンドヴォルテックス」と比べても、非常にシンプルな造形です。
しかし、大阪で行われたロケテストで観察したにも係わらず、なかなか完成出来なかったのは
筐体下にあるピラミッド状に見えるイルミネーションが原因でした。
鏡のマジックによって正面の三角形の板がピラミッドに見えるという凝った構造になっていて、ミニチュアでの再現に大いに悩まされました。
結局、本稼動後の初プレイの折に改めて筐体を観察して、件のイルミネーションも何とか再現に成功しました。
流石に実物のようにクッキリ綺麗にとはいきませんが、ピラミッドっぽく見えてくれます♪

「リフレクビート」をメインにプレイする作者にとっては、新鮮な気分でプレイ出来て楽しいゲームです。
勿論、このゲームでも左片手プレイで遊んでます(笑)
レベル5以上では流石に片手ではキツイですが、判定にある程度の許容があるらしく、
ストリームノーツやロングノーツが2つ以上来ても、時間差押しで対処出来たりしました。
片手でスラッシュやリップルノーツを捌くのも面白かったし、頑張って極めてみようかな?
更に「アニムトライヴ」にバージョンアップされてから、片手プレイもかなり楽になりました。
しかし、相変わらずムービーを見ながらプレイする余裕は無いです(笑)

…と、上の文章を書いたのも束の間。
2017年3月を以て稼働を終了すると言う、ショッキングなニュースが…
割と好きな機種で、特に「隅田川夏恋歌」のMEDIUM譜面は、ノリノリでプレイしてフルコンボも取れるほどでした。
ノスタルジア」の稼働も素直に嬉しいですが、何とか共存出来なかったんでしょうかねぇ…
写真は2017年4月半ばに「ラウンドワン千日前店」で撮影。両者が隣同士に並ぶ貴重な姿を記念に収めてみました。


"タッチ!スラッシュ!?ストリーム!!??ワイドなタッチパネルで新感覚音楽ゲーム!!"



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