実機について | 2017年3月登場。 外観は「ビートストリーム」用筐体に、新たに鍵盤デバイスを追加した形になっているが、 約一年に及ぶ試行の末、試作機(下記参照)からは外観・ゲームデザインに大幅な変更が見られる。 特に鍵盤型デバイスは長期ロケテスト中に繰り返し変更されており、一次試作機に存在した黒鍵デバイスは完全に廃止され、 最終的に白鍵デバイスのみの構成となった。白鍵デバイスに表示されている黒鍵は装飾である。 球状だった音符(オブジェクト)は横長に統一され、判定も許容範囲が拡大した。 基本的に青い音符は左手で、赤い音符は右手で弾く様にすると、スムーズに演奏出来る仕様になっている。 先行稼働バージョンから"リズム機能"が追加され、メトロノームの音を頼りに鍵盤を弾くタイミングが取れ易くなっている。 プレイ中に画面右下のアイコンを操作して、on/off切り替えが可能。
【白鍵】
【テヌート】
【グリッサンド】
【トリル】
収録曲は有名なクラシック曲やJAZZ、J-POPやアニメソング等のピアノアレンジ曲が多く取り入れられている。
ゲームを進めると、アイテム「時計」が手に入る事がある。 代表曲…「飽和世界」-猫又Master- |
作品について&戯言 |
「ビートマニア」が世に出て、今年で20周年となる2017年… 数多くのシリーズ中でも、作者一番のお気に入り「キーボードマニア」以来、久々に鍵盤系の音楽ゲームが帰ってきてくれましたよ!! 2016年のJAEPOでの発表以来、約一年以上にも及ぶ長期ロケテストも、大阪では3回とも体験して本稼働を心待ちにしていました。 下記の試作筐体を見てお分かりかと思いますが、筐体の外観やシステムも大幅に変更されていて、 一年以上も試行錯誤していた開発スタッフの苦労が垣間見えるようですねぇ。 黒鍵が正式に廃止されているのが目に付きますが、コレもツイッターや某掲示板などで賛否両論が巻き起こってました。 因みに作者は、黒鍵廃止に賛成の立場です。 そもそも「キーボードマニア」が事実上失敗に終わったのも、多数の鍵盤が並ぶ姿に初心者が敬遠したのが遠因とも言われてますし… 作者も本音ではキーマニ同様に、フルサイズで鍵盤を再現して欲しいと思いましたが、また同じ轍を踏む事になりかねません。 「Morning Music」「Pink Rose」「緑の風」…キーマニの名曲が、再び業務用BEMANIで楽しめるんなら、 黒鍵の存在なんて、作者には全く問題になりません(笑) しかし、久々の鍵盤楽器系のBEMANIシリーズ登場と言う、この喜ばしい話題の陰で悲しい話題も… 「ノスタルジア」と入れ替わる形で「ビートストリーム」が、2017年秋頃で稼働終了となります。 このまま共存するだろうと思ってただけに、ちょっと残念な結果になっちゃいましたねぇ。 言うまでも無いですが、筐体は「ビートストリーム」そのまんまなので、難なく制作出来ました。 問題は大幅に変更されたPOP類ですが、一次試作機は2016年のJAEPOで公開された公式画像から流用。 後の3種類は、ロケテストで実際に撮影した画像を使用しています。 これまでと異なり、筐体の撮影がOKだったのも制作に弾みが付きました。 更に4月半ばから新たに韓国で稼働する筐体も、内緒で作って追加しちゃいました。 お蔭で5タイプもの異なる筐体が、一度に介する賑やかな光景になりましたよ。 でも、デザイン的には一次試作機のシックな雰囲気が、作者の好みだったんですが… |
実機について | 2017年4月に登場した韓国版筐体。現地でのBEMANIシリーズの代理店である「UNIANA」が販売している。 日本と同様に「ビートストリーム」筐体がベースとなっているが、現地仕様にカスタマイズされており、 上部モニターを廃止してPOPが嵌め込まれ、筐体下部の三角形の装飾も撤廃されている。 タイトルやPOPに表記された曲名等は韓国語だが、キャッチフレーズやゲーム内での表示は日本語のままである。 ゲームルールも、日本版から大きな変更は無い。 代表曲…「Urban Life」-Sota Fujimori- |
実機について | 2016年2月に開催された、JAEPO(ジャパンアミューズメントエキスポ)会場で公開された新作筐体。 ピアノ演奏がテーマであるため、クラシックやBEMANIシリーズからピアノメインの楽曲を中心に、 一般の版権曲もピアノアレンジ版が収録されている。
筐体は「ビートストリーム」と同型機で、メインモニターはタッチパネルが内蔵されているが、
入力デバイスである鍵盤型パネルは、実際のピアノと構造が大きく異なるが、鍵盤のような打鍵感がある。
【青ノーツ】
【黄ノーツ】
【ロングノーツ】
【和音ノーツ】
【紫ノーツ】
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実機について |
上記の一次試作機と比較して、画面構成や筐体周囲の装飾等、ゲームデザインが大幅に変更されている。 2種類共、内容自体に大きな変化は無いが、約一年に及ぶ試行錯誤の結果、2017年3月に正式に登場した。 (筐体の名称は解説の都合によるもので、公式名称ではない。)
【二次試作機】(左の画像の筐体。)
【三次試作機】(中央の画像の筐体。)
※解説記事は、ラウンドワン梅田店で行われたロケテストを基準にして記述しています。 |