実機について |
――この物語は「ダライアス」のWゾーンのエンディング以後の物語である――
ダライアス星での戦いの後、死の星と化したダライアス星を脱出し、他の惑星へと移住した人々がいた。
(セガサターン版取扱説明書、ダライアスシリーズ公式設定資料集「DARIUS ODYSSEY」より抜粋・再構成) 1994年、タイトーから登場した横スクロール式2Dシューティングゲームである。 業務用ダライアスシリーズ3作品目に当たり、「ダライアスII」以来となる5年振りの業務用向けシリーズであるが、 前2作品のような専用の大型筐体ではなく基板のみでの流通となったため、搭載される汎用筐体に合わせて1画面構成となった。 前2作品と同様に2人同時プレイ可能であり、筐体には8方向レバーと2つのボタンが2組配置されている。 通常攻撃を行う「ショットボタン」は前2作品と異なり、ショットとボムが同時に発射されるようになった。 もう一つのボタンは強力な特殊攻撃を行う「ブラックホールボンバー」を発射する。 ボタンを押した瞬間、画面中央に巨大なブラックホールが現れ、画面内に存在する敵・敵弾が吸収される。 更に消滅直前に大爆発を起こし、中型クラス以上の敵にも大きなダメージを与える。 自機1機に対してボンバー3発分使用可能だが、紫色のアイテムを取得する事で1発補充される。
前2作品と同様に、特定の色の敵を破壊すると色に対応したアイテムが出現する。
この部分を集中攻撃すると「コントロールボール」が外れて空中を漂う。 速やかにボールを回収するとボールと繋がっていた中型兵器が自機に鹵獲され、共に攻撃する様になる。 一部の中型兵器は鹵獲中に特定のコマンドを入力すると強力な特殊攻撃を行う。 鹵獲した中型兵器にも敵弾の当たり判定があり、自機と重なる事でシールド代わりになるが、 ダメージを受け過ぎると機体から火を噴き出し破壊される。 『敵を自分のオプションとして使う』というアイデアは、後に「Gダライアス」のキャプチャーシステムに継承された。 (ストーリー上、キャプチャーシステム採用はGダライアスが先と言う設定になっている。)
ステージはシリーズ伝統である樹形に分岐している。
【テアトロ50】
1996年にタイトーから発売された大型汎用筐体である。
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