実機について |
かつては高度な科学力と独自の文明を誇った惑星ダライアス。 1987年、タイトーから登場したシューティングゲーム。 3画面モニターを装備した超大型筐体が特徴。 中央のモニター表示はそのままだが、左右のモニターはハーフミラーを介して投影しているため、 継ぎ目の無い長大な視野を得ることが可能。 技術的には1985年に同社から発売されたシューティングゲーム「ワイバーンF-0」筐体の応用である。 タイトーのサウンドチーム「ZUNTATA」による良質なBGMを楽しめるように、筐体にはヘッドホン端子が標準装備されている。 更に筐体に付属する座席にはボディソニックが組み込まれ、敵の爆発等の重低音を直接体感出来る。
内容的にはオーソドックスなシューティングゲームである。2人同時プレイ可能。
道中、敵兵器の一部に特定の色に着色された機体が出現し、破壊するとパワーカプセルを放出する。
各ステージ終端に到達すると警告表示が現われ、場面展開の後に魚介類をモチーフとした巨大戦艦が登場する。
業務用続編として1989年に、2画面モニターを採用して筐体をコンパクトにした「ダライアスII」が登場。
見た目も内容も非常にインパクトの強いゲームであり、現存する筐体は少ないものの現在も高い人気を誇る。
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作品について&戯言 |
この展示サイトを設置した頃から計画していた作品です。 2012年秋に奈良で開催された正倉院展の見学に出掛けた折に、貴重な純正筐体が置いてあるゲームセンターが 正倉院展会場の至近にあり、久々にプレイしながら資料を収集。 更に2013年末に東京への一人旅で「高田馬場ミカド」でも純正筐体を観察出来ました。 一番の悩みのサイドパネルは「エアーコンバット」や「ゼロ・イン」等と同じ方法で何とか形になり、 2014年5月の連休後すぐに製作に取り掛かりました。 モニターも通常の画面と反転させた画面を使用して、後は企業秘密(笑)の方法でハーフミラーっぽく見えるように細工しています。 残念ながら写真では殆ど見えなくなっちゃいましたが… この作品もビデオゲームの歴史を語る上では欠かせませんねぇ。 作者がこの作品に出会ったのは当展示サイトで度々登場する我が地元、大阪市西成区に存在していたゲームセンターです。 店内はテーブル筐体がメインでしたが、広いスペースを生かして大型筐体も数台設置されていました。 ある日、「ロードブラスター」等の大型筐体を設置しているスペースに、この筐体が入荷されていました。 この店のゲーム機は基本的に1プレイ50円でしたが、このゲームは100円だったかな…? 迫力のある美しい3画面とボディソニックを体験したくて、1日100円の貴重な小遣いを奮発して初プレイしました(笑) 事前に上手い人のプレイを一頻り見学してから挑みましたが、ゾーンAのボス「キングフォスル」で呆気無く全滅… その後は触れる事無く、ヒマな時に上手い人のプレイを見学するだけになってしまいました。
時は流れて1990年…
「グラディウスシリーズ」や「R・TYPEシリーズ」「19シリーズ」同様、ヘタな癖に好きなシューティングゲームでして、 |