ハロー!ポップンミュージック

実機について 2011年、「ポップンミュージック」シリーズへの新たなアプローチして登場。

タイトルの通り、初めてポップンミュージックをプレイする人を意識した内容となっている。
ゲームの基本ルールは通常版と同じだがボタンの配置が異なり、筐体の斜め向きに4個ずつ離れた場所に配置され、
スタートボタンも2個ある等、見た目にも対戦プレイが前提のゲーム内容と分かるデザインである。
画面に表示されるオブジェクト(ポップ君)が、通常版よりも巨大で視認しやすいデザインに変更。
デバイス部分が通常版筐体より低くなっており、低年齢層にも配慮されている。
先に北米でロケテストを行っていた「pop'n music」(後述)の実質的な日本国内版であるが、一部の収録曲が異なる。
さらにe-AMUSEMENTに対応するため、テンキーとカードセンサーが追加されている。

北米版に搭載されていた『リデンプション機能』は、日本では法令上の関係で採用出来ないため、
代用として『TOKIMEKI METER(ときめきメーター)』と言う独自のシステムが搭載された。
e-AMUSEMENTに登録したカードを用いて、好みのキャラクターを使い続けると『TOKIMEKI METER』が上昇し、
メーターが一定ポイントに溜まると、使用したキャラクターのスペシャル画像が閲覧出来る。
さらに、専用サイトから携帯用待受け画像としてダウンロード出来るようになる。
(このサービスは現在終了している)

代表曲…「ヘビーローテーション」

模型について 模型は2011年3月から、同型機の「pop'n music(北米版)」と「ポップンミュージック(新筐体)」と同時製作しました。
本当なら解説の順番は『北米版』が先になるはずですが、実機のデビューが未定なので『国内版』を基本にしました。

北米版・国内版との大きな違いは…
・看板とその下にあるスピーカーのデザイン。
・筐体下のバススピーカーのカバー。北米版はカバー無し。
・モニター横の丸い小さなイルミネーション。国内版はイラストが描かれていて点灯せず。
・筐体下のキャビネット。リデンプション機能の有無。
・e-AMUSEMENT対応機器(テンキー&カードセンサー)の追加。

実際には筐体サイドのイラストも微妙な違いがあるんですが、流石にアメリカまで取材に行けませんw
止むを得ず『北米版』もハロポプのイラストを使っています。
マーキー下のスピーカーにもイラストがありますが、細か過ぎてどーにもならないので手描きで誤魔化しました。
…てなワケで、この部分はあまり凝視して観察しないようにw
(^^;

ポップンシリーズのミニチュア化の最大の障害は、筐体に描かれたイラストでしょうねぇ。
ボタン周辺は手描きでもソコソコ描けますが、こればっかりは実物を撮影しないと…

戯言 何故か、大阪市内では一般のゲームセンターで殆ど見掛けた事がありません。
低年齢向け…と言うよりはファミリー層やカップル客を意識してるのか、『ラウンド1』では良く目にしますね。
やっぱり、純粋なゲームセンターよりは、様々な年齢層のお客さんが訪れやすいからかな?

オレも、たまたま遊びに行った『ラウンド1三宮店』で姪っ子と初プレイしました。
ワイドモニターに高速で流れる巨大なポップ君…これを目で追うのは意外と疲れますねぇ(苦笑)
連打ポップ君が、なかなか楽しいギミックでした。
本家のポップンは、ちょっと恥ずかしさもあって殆どプレイしませんが、
(偏見じゃありませんよ。念のため…)
これなら姪っ子を誘って2人プレイが楽しめそうです♪

そういえば通常版も、元々は2〜3人プレイを前提で設計されてたような…


pop'n music(US Ver.)

実機について 北米地域向けに開発された「ポップンミュージック」シリーズ筐体。
2010年6月から現地でロケテストが開始された。
上述の「ハロー!ポップンミュージック」と同型機だが、この筐体の方が先に登場している。

一部の地域の遊戯施設では、日本から輸入された通常筐体が以前から稼動していたため、
厳密に言うと、この筐体がポップンシリーズの北米初進出では無いが、
ポップンミュージックシリーズに慣れてない人を意識した内容となっている。
そのためか、基本ルールは通常版と同じだがボタンが8個に減らされた。
基本的には対戦プレイであるため、ボタンは筐体のやや斜め向きに4個ずつ直列に配置されている。

この筐体の最大の特徴は『リデンプション機能』が搭載されている事である。
プレイ結果に応じて筐体下からチケットが払い出される。このチケットはプレイした店で菓子類などの景品と交換してもらえる。

筐体デザインは「DDR-X(北米版)」「Guitar Hero Arcade」と、バススピーカー部分に共通の意匠が見られる。
登場キャラクターも基本的に日本国内版と同一だが、目尻が少し吊り上がっている等、
現地の嗜好に合わせて若干デザインが変更されている。


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