MAN TT

実機について 1976年にセガから登場したビデオゲームである。
同年に登場した自動車レースゲーム「ロードレース」のバリエーションとして登場したバイクレースゲーム「MOTOCROSS」をベースとしており、
イギリス・マン島で行われる世界的なバイクレースをモチーフとしている。

筐体に付属した座席に跨り、ハンドルでバイクを操縦する。
実物と同様にハンドルのグリップを捻るとバイクが加速する。
「ロードレース」と同様に道路は手前から奥の地平線に向かって細くなっており、ライバルのバイクも奥行きに従って拡大縮小表示され、
モノクロ画面でありながら疑似3Dに近いリアルなグラフィックになっている。
サウンド関係は8トラックテープに収録された音が再生される仕組みである。
道路からはみ出さない様に他のバイク等を避けながら、制限時間内まで出来るだけ長距離を走るのが目的である。
コースアウトやライバルのバイクと衝突すると画面が点滅してハンドルが振動し、一時的に動けなくなる。
スコア(走行距離)・制限時間は、ゲーム画面とは別に電光掲示板に表示される。
制限時間までに走行距離を1000kmを超えると、更に制限時間が延長される。
店舗側での難易度調整として、バイクのキャラクター表示の大きさ(当たり判定)の変更や、
制限時間を45秒から100秒に設定可能。
同年にこの作品をベースとしたバイクレースゲーム「FONZ」も登場した。
更に1977年には「MAN TT」の二人同時プレイバージョンとして「TWIN COURSE T.T.」も登場している。(下記参照)
但し「ロードレース」を含めてこれらのレースゲームは、筐体のデザインが異なるだけで内容は殆ど同じである。

1995年には実質的なリメイク作品として、ポリゴンによる3Dグラフィックとリアルなバイク型筐体を採用した
MANX TT」が登場している。


【参考資料】

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)

SEGA RETRO(https://segaretro.org/Main_Page)

ウィキペディア英語版
「List of Sega arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Sega_arcade_games)


TWIN COURSE T.T.

実機について 1977年にセガから登場したビデオゲームである。
前年に登場したバイクレースゲーム「MAN TT」をベースに、専用筐体で2人同時プレイ可能としており、
二人分のゲーム画面とハンドルを装備する。
但し、現在のレースゲームの様な通信対戦機能は無く、制限時間のみ連動している。

筐体に付属した座席に跨り、ハンドルでバイクを操縦する。
実物と同様にハンドルのグリップを捻るとバイクが加速する。
「ロードレース」と同様に道路は手前から奥の地平線に向かって細くなっており、ライバルのバイクも奥行きに従って拡大縮小表示され、
モノクロ画面でありながら疑似3Dに近いリアルなグラフィックになっている。
サウンド関係は8トラックテープに収録された音が再生される仕組みである。
道路からはみ出さない様に他のバイク等を避けながら、制限時間内まで出来るだけ長距離を走るのが目的である。
コースアウトやライバルのバイクと衝突すると画面が点滅してハンドルが振動し、一時的に動けなくなる。
スコア(走行距離)・制限時間は、ゲーム画面とは別に電光掲示板に表示される。
制限時間までに走行距離を1000kmを超えると、更に制限時間が延長される。
二人同時プレイの場合は、どちらかが1000kmに達成すれば二人とも時間が延長される。
店舗側での難易度調整として、バイクのキャラクター表示の大きさ(当たり判定)の変更や、
制限時間を45秒から100秒に設定可能。


【参考資料】

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)

SEGA RETRO(https://segaretro.org/Main_Page)

ウィキペディア英語版
「List of Sega arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Sega_arcade_games)


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