ロードレース

実機について 1976年にセガから登場したビデオゲームで、自動車レースをモチーフとした内容である。

筐体に付属したハンドルで自分の車を操縦する。
実物と同様に足元のアクセルペダルを踏むと車が加速、離すとブレーキが掛かる。
ハンドル左側のシフトレバーでHIギア・LOWギアを切り替える。
スコア(走行距離)・制限時間は、ゲーム画面とは別に電光掲示板に表示される。
サウンド関係は8トラックテープに収録された音が再生される仕組みである。
道路は手前から奥の地平線に向かって細くなっており、ライバルの車も奥行きに従って拡大縮小表示され、
モノクロ画面でありながら疑似3Dに近いリアルなグラフィックになっている。
道路からはみ出さない様に他車を避けながら、制限時間内まで出来るだけ長距離を走るのが目的である。
コースアウトやライバルの車と衝突すると画面が激しく点滅してハンドルが振動し、一時的に動けなくなる。
制限時間の70秒までに走行距離を400kmを超えると、更に制限時間が延長される。

1976年から1977年に、この作品をベースに「MOTOCROSS」「MAN TT」「FONZ」等、バイクレースゲームが登場した。
但し、これらはキャラクターを車からバイクに描き替えただけでゲーム内容は殆ど同じである。


【参考文献】

セガ アーケードゲームヒストリー(https://sega.jp/history/arcade/)


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