PIN PONG

実機について 1974年にATARIから登場した1画面固定式アクションゲーム。
同社の大ヒット作である「ポン」の派生形の一つとして開発されたが、「ポン」はテニスをモチーフとしたのに対し、
当作品はビデオゲームとして世界で初めてピンボールをモチーフとしている。
1人プレイ専用。

専用筐体の両脇には、本物のピンボール台の様にフリッパーを操作するボタンがある。
フリッパーは長い棒状のキャラクターとして表示され、左右のボタンを押すと実物の様に開閉する。
画面の表面には、各ターゲットの得点が描かれたプラスチック製のフィルム(オーバーレイ)が貼られている。
スタート開始時にコントロールパネルの上部のボタンを押すと、盤面に向けてボールを発射する。
盤面にはボールを跳ね返すバンパーや、ボールが当たると消えるターゲット等が配置されている。
重力アルゴリズムを導入した事によってボールが下方向に加速され、画面上でリアルなピンボールが再現されている。
実物と同様にボールをフリッパーで弾いて、盤面の各ターゲットにボールを当ててスコアを稼ぐ。
ボールが一番下に落下するとボールを1個失う。持ち玉(3個)を全て失うとゲームオーバー。

【関連項目】

  • ビデオピンボール」(1979年)…ATARIから登場したピンボールゲーム。
    上記の作品と比較して技術も飛躍的に向上した時代であり、画面にハーフミラーを採用した事で
    実物の様な派手な演出を再現している。

【参考資料】

ウィキペディア英語版
「Category:Atari arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)


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