SUPER SPRINT

実機について 1986年にATARIから登場。
同社の「グラントラック10」の流れを汲む1画面固定式レースゲームで、「スプリント2」シリーズの一つである。

筐体にはステアリングホイールと、足元にはアクセルペダルが3人分配置されている。
シフトレバーは設置されていない。
画面のレイアウトも「グラントラック10」を始めとする同社の1画面固定式レースゲームに準じているが、
当時としては立体的でリアルなグラフィックで表現している。
車はブルー・レッド・イエロー・グリーンの4台が登場する。
参加してない車はコンピューターが操作する。(グリーンは必ずコンピューターが担当する)
アクセルペダルを踏み込み、速度を上げて車を走行させる。
コースは分岐があったり、ジャンプ台や開閉するゲートがある等、様々な仕掛けがある。
コースに落ちているオイルや水たまり、移動するつむじ風に触れるとスリップして一瞬ハンドル操作が出来なくなる。
他のレースゲームの様な敵車と接触しても壊れないが、高速で壁にぶつかったり橋から落ちたりすると車は壊れてしまう。
クラッシュすると即座にヘリコプターが現れ、新しい車をコース上に置いてレースに復帰出来る。
コースを3周すると別のコースへ進むが、時折コース上に現れるレンチを3つ集めるとレース終了後に車を改造する事が出来る。
操作性・加速性・最高速度、3種類の性能をパワーアップさせる。
延べ8コースを連続で走行した後は再びコース1から繰り返しになる。

日本でもナムコを通じて輸入販売されている。

【関連項目】

  • チャンピオンシップスプリント(1986年)…上記作品の続編。ほぼ同じ内容だがコースが一新されている。
  • BADLANDS(1989年)…同作品をベースにしてアクション性を高めた派生作品。相手を武器で攻撃できる。
  • スーパーデッドヒート(1985年)…タイトーから登場した同種のレースゲーム。
  • ホット・ロッド(1988年)…セガから登場した同種のレースゲーム。

【参考資料】

ウィキペディア英語版
「Category:Atari arcade games」(https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Atari_arcade_games)


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