2014年、セガ・エンタープライゼスより登場。
プレイヤー自身の技量によって景品を獲得する「プライズゲーム」の代表機種、クレーンゲームの一種である。
同社を代表するクレーンゲーム「UFOキャッチャー」シリーズの1機種である。
従来機より更に透明感溢れる筐体デザインでアイキャッチが高まった他、複数台ならべても圧迫感のない運営が可能になった。
操作盤の間にタッチパネルモニターが設置されており、「時間毎の売上げ」等の運営情報の確認、
UFOメカの移動範囲調整やパワーチェック等の各種調整を簡単に行う事が出来る。
更にタッチパネルモニターは運営中、料金案内やプレイヤーへのアピールコメントなど様々な表示が可能である。
筐体同士の通信機能により、他筐体の設定を確認したり設定を転送する等の便利な機能も搭載。
フィールドのレイアウトも簡単な手順で多彩なパターンが可能になっている。
従来機と同様に2人別々にプレイが可能になっており、筐体上には2〜3つのボタンが配置された操作盤が2組ある。
(3つ目のボタンは店舗によっては封印されている。)
所定の料金を投入すると、即座にゲームが開始される。
(基本は1回100円だが、500円硬貨1枚で5回プレイ保障の設定も可能。金額設定や回数は店舗による。)
所定の位置(景品投入口の上)に待機しているUFOメカ(いわゆるクレーン部分。同社の公式名称)を、
第1ボタンを押している間、UFOメカが右方向へ移動する。(筐体左側で操作した場合。)
ボタンから指を離すとUFOメカがその場で停止する。再度押しても左右へは移動出来ない。
続いて第2ボタンを押している間、ショーケースの奥に向かってUFOメカが移動する。
第2ボタンを離すと自動的にUFOメカのアームが開き、UFOメカが下降する。
所定の位置まで下降するとUFOメカのアームが閉じてUFOメカが上昇し、景品投入口へ移動する。
但し、店舗によっては第3ボタンも設置されており、下降中に押すとUFOメカが停止し即座に景品を掴む動作に入る。
景品投入口に到着するとUFOメカのアームが開く。
この時点でアームが景品を掴んでいると景品が投入口へ落下して、取出し口から景品を取り出せる。
2016年、後継機種として「UFOキャッチャー9 Second」が登場。
筐体各所にLEDイルミネーションの追加と細部のデザインの変更、更に筐体同士の通信機能を設定していると、
景品獲得時に隣接している同型機のイルミネーションが一斉に点灯する機能が追加された。
同時期に登場した「UFOキャッチャートリプル」「UFOキャッチャーデュエット」も演出連動に対応する。
【参考文献】
一般社団法人 日本クレーンゲーム協会
「クレーンゲームの機械の進化の流れ」(http://kuretatsu.com/progress.html)
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