(屋久島)
登山道から愛子岳山頂を望む
(2003・10・19)


1人の登山者にも会いませんでした。




7時15分民宿を出発。
愛子岳登山口となる小瀬田をめざした。
小瀬田には、愛子さまのご誕生をお祝いする、記念の標柱が立てられていた。
林道を進むと、駐車スペースがあったので、ここに停めた。
ほかに車は1台もない。

高い樹林の中を行く。
誰にも会わないうえに、だんだん夫との距離が開いてくる。
時々ストックで石や木をトントンと叩いて、合図しあった。
やがて樹林帯を抜け出ると、巨岩の前に来た。
岩の斜面を登り詰めると、愛子岳(1235m)だった。

海も山もきれいに見えている。
眼下には屋久島空港が見えている。
しばらく待つと、飛行機の着陸するのが見えた。
もう、午後にはあそこから帰ることになっている。
本当にこの島は洋上の楽園だった
山頂からの展望  左から翁岳・宮之浦岳・永田岳 愛子岳山頂
屋久島空港が眼下に見える 屋久島空港ではタラップを上がった
下りでも誰にも会わない。
深田久弥の「1人の登山者にも会わなかった」という一文を思い出した。
私達もそれを初めて体験した。
またストックでトントンとしながら下っていたら、
とうとう夫のストックが折れてしまい、下の方がどっかへ飛んで行ってしまった。
探したが見つからない。
ストックさん、お山さんごめんなさい。

下山後は、レンタカーを返して、お土産を買って空港を飛び立った。
登山口(7:40)→(10:35)愛子岳山頂(11:10)→登山口(13:35)


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