こぶしだけ(山梨・埼玉・長野)
木賊山方面より甲武信岳を望む
(2003・10・26)

 徳ちゃん新道の徳ちゃんに会いました。


広い村営の駐車場は、車がいっぱいだった。
軽装の人が多いのは、西沢渓谷へのハイキングと思われる。

1日目
ゲートの脇を通り、笛吹川に沿って歩く。
西沢山荘の前で休憩して、少し戻り、徳ちゃん新道方面へ向かった。
黄葉のカラマツ林の登山道は、ジグザグの登りになっている。
展望のきく岩場で昼食。
甲武信小屋の前に来ると、外の長椅子で大きな男の人が昼寝していた。
この人が小屋の主人、徳ちゃんだった。
徳ちゃん新道の徳ちゃんである。
チェックインして2階に荷物を置いて、頂上を目指した。

途中ぬかるんだ樹林の中を行き、ガレ場を登ると甲武信岳山頂(2475m)だった。
振り返ると富士山が雲の上から頭を出してくれた。
甲武信岳山頂 甲武信岳山頂から富士山の頭を望む
登山者がスケッチしていた甲武信岳 カラマツ林を下る

小屋に戻った。
ここの売店は、紙箱にお金を入れて勝手に取るようになっていた。
のどかな感じだ。
夕食はカレーライス。ここの定番メニューだ。
夕食後はビデオの上映があった。
ビデオは2本で、NHKで放送されたもので、1つは徳ちゃんが小屋の前でランプを拭いているもの。
もう1つは十文字小屋の女主人が、マキを割ったり、採ってきたきのこで、きのこ鍋を作ったりするお話。
私達はどちらも見たことがあった。

後で知ったのですが、女主人と徳ちゃんは母と息子さんなんですって。
知らなかったー。

2日目
6:30小屋を出発。
鞍部まで来ると、スケッチしている2人連れがいたので、視線の先をたどって振り返ると、朝日を浴びて輝く甲武信岳があった。
三角錐の美しい姿だった。
徳ちゃん新道を下り、カラマツ林を下るとこの山ともお別れだ。

下山の後は、日帰り温泉笛吹の湯に入浴した。
1日目
西沢山荘(7:30)→甲武信小屋(13:10)→(13:40)甲武信岳山頂(14:15)→甲武信小屋(14:35)

2日目
甲武信小屋(6:30)→駐車場(10:00)


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