(北海道)
天塩岳避難小屋前から天塩岳を望む
(2007・9・17)


大粒のクロウスゴの実を食べました


草紅葉
ウロウスゴの実
コケモモの実
士別から岩尾内ダムまで来たが、そこから分からなくなった。
ダムの施設で聞いて教えてもらった。そこからかなり走って着いた。
天塩ヒュッテは2階建で広くてきれいだった。
先客が1人いた。髭の男性で、埼玉の人だった。
百名山は平成9年に達成して、今は二百名山、三百名山をやっているそうだ。
百名山は奥さんと一緒だったそうです。
3連休とあって10数人の登山者が泊まっていた。外でテント泊の3人もいた。

空は曇。外で登山準備をしている時、髭の男性の腰に、山岳指導員の腕章がついているのに気がついた。
聞くと、「歳をとってくると山岳連盟からやらされるので・・・」と謙遜された。
どうりで経験豊富で、どこか貫禄があるなあと思った。
笹原のむこうに天塩岳山頂が待っている 天塩岳山頂でザックもひと休み
前天塩岳山頂 枯れたハイマツの木は山火事の痕 宿泊した天塩岳ヒュッテ
登山口からはガマ沢沿いに歩く。木の橋を数回渡って行くと、分岐に来た。
ここから右の新道コースへ進む。ダケカンバの樹林の中をひたすら登る。
やがてハイマツ帯となり、丸山の頂上に着いた。
ここからはふたつの山が眺められる。左が前天塩岳、右が目指す天塩岳だ。
右へちょっと下ったら天塩岳避難小屋だ。
ここで休憩して、さらに笹原を行くと、天塩岳はぐんと近づいた。紅葉の山だった。

ハイマツ帯の岩礫を登ると天塩岳山頂(1558m)に着いた。
ちょうど旧道側から登って来た髭の男性といっしょになった。
頂上は強い風が吹いていた。風に流されて、山並みの間を滝雲が流れた。
それから前天塩岳へ向かっていったんコルへ下る。
このあたりにはクロウスゴの実がたくさんあった。
ブルーベリーの仲間だ。ここのは粒が大きくてびっくり。
紅葉の低木の間をひと登りすると前天塩岳山頂(1540m)に着いた。
こちらも風が強いのでそうそうに下ることにした。
急な下りの岩礫帯がしばらく続いてから、樹林帯が続く。
ガマ沢の沢音が聞こえるようになると、そろそろ分岐・・と思うが、なかなか着けない。
分岐が見えた時にはホッとした。
ヒュッテに戻ってきたが、埼玉の車はもうなかった。

それから愛別町に向かって走り、日帰り温泉協和温泉に入浴した。
今回の登山は、登山案内本に書かれた士別から入ったが、
愛別町から入ったほうが近いように思いました。


天塩岳ヒュッテ(5:50)→天塩岳避難小屋(8:40)→(9:35)天塩岳(9:50)→前天塩岳(11:10)→天塩岳ヒュッテ(14:00)


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