(富山)
奥大日岳から剱岳を望む
(2002・9・20〜21)

 とうとう岩の殿堂に登ることが出来ました。



9月19日夕食後、剱岳をめざして出発。
1週間前に雨で断念して、2度目のチャレンジである。
北陸自動車道立山ICを出て、ケーブル乗場である立山駅駐車場 に、0:35に着いた。

1日目
8:20発のケーブルカーに乗って、美女平に着いた。ここからはバスに乗り、室堂に着いた。
さあ出発だ。雷鳥平で休憩して、立山を見ながら雷鳥坂を登る。
途中、雷鳥に出会った。それも2度も!さすがに雷鳥坂だ。
剱御前小屋まで来ると、剱岳が見えた!
そこからいったん剱沢小屋へ下って、また登って剣山荘に着いた 。
今日は予約を入れていたが、人はそんなに多くはなかった。
若いカップルと一緒の部屋だった。

2日目
5:10剣山荘を出発。今日は絶好の登山日和だ。
一服剱を越えると前剱が見えた。
険しい岩場の登りが続く。そしてカニのタテバイに来た。
鎖と鉄杭をしっかり握って登ると、思ったより簡単に登れた。
だが、まだ先がある。
列が出来て順番を待っていると、グループのリーダーらしき人の 声が聞こえた。
「ここはまだたいしたことはないよ」
「?」
そして剱岳頂上(2998m)に着いた。
とうとう来た!青空の下、展望も気分も言うことなし
雷鳥平で出合った雷鳥 一服剱と剣山荘
一服剱を越えると前剱が現れた 剱岳山頂
先の10人位のグループは装備を整え、北方稜線ルートへ下って 行った。
熟練者しか進めないコースだ。
リーダーさんのさっきの言葉の意味が分かった。
傍にいた若い男性が「あの人達はどこへ行くんだよー」と大きな声で言った。
眼下には赤い屋根の小屋が見えていた。
「あそこに見える赤い屋根の小屋の方へ下るんでしょうねぇ」
「あっほんとだ。すごいなー」
一緒に下を眺めて、会話した。
小屋は池ノ平小屋と思われる。本格登山の人達だった。

下りのカニのヨコバイはちょっと怖かった。
最初の一歩と、鎖が終わって鉄ハシゴに移る時だ。
そこを過ぎるとあとは岩にも慣れてきた。

小屋に戻ると、若いカップルが待っていてくれた。
いい山だった。岩の殿堂を満喫して、岩山が好きになった。


1日目
室堂(10:15)→雷鳥平(11:45)→剣山荘(14:40)

2日目
剣山荘(5:10)→一服剱(5:40)→前剱(6:25)→(7:40)剱岳 (8:30)→(11:15)剣山荘(12:15)→雷鳥平(15:20)→
室堂(16:10)


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