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黒部五郎岳方面より鷲羽岳を望む |
(1999・7・19) |
双六小屋に連泊しました。
7月18日新穂高〜双六小屋〜笠ヶ岳〜新穂高のプランで出発した。 1日目 小雨の中、新穂高から小池新道を登って、双六小屋へと向った。 道中、何組かのグループや夫婦と抜きつ抜かれつの山歩きだった。 ようやく双六小屋に着くと、道中すっかり顔なじみになった夫婦と同じ部屋になった。 早速4人でビールで乾杯した。石川から来た夫婦だった。 奥さんは百名山を50座はこえており、重い荷物も平気で、ストックも使わずに自分の手足で登るのが信条だそうだ。 私達が笠ヶ岳へ行くというのを聞いて、彼らは言った。 「ここまで来て槍へ行かないのはもったいない。 笠ヶ岳はいつでも行ける。槍はそんなに難かしくはないのよ。 クサリから絶対、手を離してはだめよ。さよならだからね」と、手でバイバイをしながら言った。 石鎚山のクサリを登ったことがあると言ったら、 「それなら大丈夫よ」と言った。 そして槍ヶ岳からの下りは飛騨乗越ではなく、千丈沢乗越から槍平小屋へ下るといいと教えてくれた。 |
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雨があがって花と残雪が見渡せた | 三俣山荘前から鷲羽岳が見えた | |
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鷲羽岳の岩礫の登山道を登る | 三俣山荘 | |
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2日目 朝、彼らは「白山へも来てね」と言って、霧の中を槍ヶ岳へ出発して行った。 私達は日程に余裕があったので、天気の回復を待って明日槍ヶ岳へ行くことにした。 今日は鷲羽岳へ登ることにして、三俣山荘をめざした。 進むにつれて霧ははれて明るくなり、残雪と、花が見渡せるようになってきた。 三俣山荘まで来ると、目の前に鷲羽岳がどーんとあった。 ここから標高差400mの登りとなる。 展望の良い岩礫の登山道をどんどん登った。 登るにつれてガスが広がり、残念ながら展望は得られなかったが、鷲羽岳(2924m)に立つことができた。 そして双六小屋に連泊して、翌日、槍ヶ岳へむかった。 天候は再び悪くなり、雨の槍ヶ岳登山となったが、無事に登ることができた。 このことが私達の自信となり、以後の登山へとつなげることとなった。 |
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1日目 新穂高(5:50)→鏡平小屋(11:45)→双六小屋(15:35) 2日目 双六小屋(6:40)→鷲羽岳(11:35)→三俣山荘(12:55)→双六岳→双六小屋(16:20) |
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