ネーム倶楽部

実機について 1996年、セガ・エンタープライゼスより登場。
同社の大ヒット作「プリント倶楽部」の派生機種の一つ。

自分の名前・電話番号・メッセージ等が入った、オリジナルの名刺を制作するプライズ機である。
4方向レバーと2つのボタン、筐体に備え付けのタッチペンで操作する。
使用中の覗き見防止策として、画面に特殊フィルターが貼られている。
人気アニメキャラクター等、用意されたデザインパターンは24種類。文字フォントは8種類。
「プリント倶楽部」や「スタンプ倶楽部」の様なカメラを備えてないため、自分の顔を取り込む事は出来ない。
デザインと各項目の入力を終えると印刷が開始され、約90秒後に6枚の名刺が払い出される。
名刺を制作後に料金を追加してコンティニュー機能を使用すれば、入力していたプライベートデータをそのままに、
別のデザインに変更して新たな名刺を制作する事も可能。

【関連項目】


「プリクラ」ヒット以降、同社では利用者の顔写真やプライベートデータを取り込んでグッズを制作する
プライズ機を「メイキング倶楽部シリーズ」と銘打ち、様々な機種を展開している。

【メイキング倶楽部シリーズ】

  • スタンプ倶楽部(1996年)…オリジナルスタンプを制作するプライズ機。開発はデータイースト。
  • オーラ写真倶楽部(1997年)…体を覆う見えない光「オーラ」を撮影する、ちょっと変わった占い機。
  • アロマ倶楽部(1997年)…質問に答えていくと、現在の自分にピッタリなアロマオイルを制作してくれるプライズ機。
  • カレンダー倶楽部(1997年)…愉快なフレームと自分の写真を組み合わせて、オリジナルカレンダーを制作するプライズ機。ホープと共同開発。
  • コロコロくらぶ(1997年)…「スタンプ倶楽部」の派生形で、オリジナルのローラースタンプを制作するプライズ機。
  • 似テランジェロ(1997年)…撮影した自分の顔から自動的に似顔絵シールを制作するプライズ機。開発はオムロン。
  • カオナフレンド(1997年)…撮影した自分の顔からオリジナルメッセージカードを制作するプライズ機。開発はヒューマン。
  • ネイルプリ(2015年)…オリジナルのネイルシールを制作するプライズ機。厳密には「メイキング倶楽部シリーズ」ではない。

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