ダンスマニアックス

実機について 2000年登場。
ダンスダンスレボリューション」よりも、全身を使ったパフォーマンス性の高いプレイスタイルを目指して開発された。
収録曲も「ダンスマニア」シリーズから採用。
中央のモニターの下に非接触センサーがあり、それが左右に2つずつ設置されている。
流れる譜面のタイミングに合わせて、センサーの上下の空間に手もしくは足を翳すことによってゲームを進めていく。
DDR solo BASSMIX」と同じく『チップ制』を採用。

同時期に非接触センサーを用いた「パラパラパラダイス」が別チームによって開発されており、
こちらの方がTV番組で紹介される等、話題になったためにあまり人気は高くなかった。
ちなみに、筐体の本体部の大まかなデザインは「ラップフリークス」と共通している。

韓国など、海外の一部地域では名称が『DanceFreaks』に変更されている。

代表曲…「BROKEN MY HEART」-NAOKI feat.PAULA TERRY-

模型について 模型は実機が登場して間も無く、面白い造形に惹かれてすぐに製作しました。
御覧の通り、「ビートマニアII DX」のさらに上を行くような複雑な造形です。
筐体の本体部はさして難しくないですが、問題は骨格のように張り出しているセンサー部分。
この非接触センサー部を如何にして、バランス良く製作するかが最大のポイントでしょう。
これは実物をプレイして細かい所をチェックしたり、写真を見比べながら地道に製作しています。
センサーのベース(骨格)はプラ角棒。センサーは当初、小さいバーニアパーツを
上下に張り合わせて使おうかと考えましたが、1個試作してみるとどうもイメージと異なるので、
薄いプラ板を丸く切り抜いて張り重ね、乾燥後にサンドペーパーで形を整えています。
さらにセンサー周囲にはデコレーションとして、伸ばしランナーを巻きつけています。
パーツが揃えば、後は水平を保ちながらバランス良く各パーツを接着していきます。

画像写真は良い感じの写真が見つからないので、手描きで済ませました。
「BEMANI」シリーズは様々なゲーム中の演出が見られますが、筆者は特にこのゲームの
ゲームオーバー直前で現れる警告画面(崖っぷちに人がぶら下がっている)が一番のお気に入りです。

2008年春、作品修正。
手描きだったマーキーを修正しました。

戯言 「DDR」が得意では無い筆者ですが、これは割りとハマったゲームです。
兄や姪が「DDR」をプレイしている間や、他の人が「キーボードマニア」をプレイしている時などに、
順番が空くまで退屈しのぎに良くプレイしてました。
しかし、筆者を含めて大抵の人が、前屈み気味の姿勢で手のみ動かしているだけであるために、
「パラパラパラダイス」と比べてしまうと、プレイスタイルがお世辞にもカッコ良くないんですよねぇ。
(右上の画像参照)

おまけに調子に乗りすぎて、センサーに手をぶつけてたっけなぁ…(^^;ゞ


ダンスマニアックス2ndMIX

実機について 2000年登場。
収録曲など基本的に前作を引き継いでいるが、有名J-POP曲をユーロビートにアレンジした
「ダンスマニアEURO☆MIX HAPPYPARADISE」から一部採用された。

前作からの主な変更点
・ゲームをプレイする前に「ミュージックセレクト」で、プレイする予定の曲を予め決定できる。(標準設定で3曲)
・「ヒドゥン」「サドゥン」モード搭載。ノート(譜面)の速度が変更可能。(最高3倍速)
・チップ制を廃止。代用として「コースセレクト」プレイでは1曲目はゲームオーバーにならない。
・隠しコマンド入力で、2ndMIX新曲28曲をノンストップでプレイする「マラソン」モード追加。

代表曲…「UPSIDE DOWN(Hyper Euro Mix)」-COO COO-(Dancemania EURO☆MIX HAPPYPARADISE)


ダンスマニアックス2ndMIX append JPARADISE

実機について 2001年登場。
収録曲など基本的に前作を引き継いでいるが、有名J-POP曲をユーロビートにアレンジした
「ダンスマニアPRESENTS J☆PARADISE」から一部採用された。
マーキー(看板)は「2ndMIX」から変更は無い。

前作からの主な変更点
・通常プレイの場合も1曲目はゲームオーバーにならない。
・ステージ終了後、グルーヴゲージが完全に回復する。
・『マラソンモード』が3コース用意。

代表曲…「DANCING POMPOKOLIN」-CAPTAIN JACK-(Dancemania PRESENTS J☆PARADISE)


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