パラパラパラダイス

実機について 2000年登場。
当時ブームになっていた「パラパラ」をテーマにした、ダンスシミュレーションゲーム。
収録曲もエイベックス「スーパーユーロビートシリーズ」から採用。
縦型の筐体の上から覆い被さるように5か所の赤外線センサーが装備されており、プレイヤーはその直下にあるステージに立ってプレイする。
画面には「ダンスダンスレボリューション」のように、下から上に向かって矢印状のオブジェクトが流れる。
画面上部にある5か所の判定エリアにオブジェクトが入った瞬間、対応するセンサーに手を翳すと判定に応じてオブジェクトが消える。
上下2個の矢印がラインで連結されているオブジェクトは、始点から終点まで手を翳したままにしなければならない。
譜面のタイミング精度が非常に高く、オリジナル振り付けだけではなく、実際の「パラパラ」の公式振り付けで踊ることも可能。
韓国では「ParaParaDancing」と言う名称になっており、同国内のアーティストの曲が追加されている。

当時は様々なTV番組で紹介され話題になったが、この頃になると社会現象にもなった
「パラパラブーム」は下火に差し掛かっており、店舗での設置期間も長くなかった。
デビュー間も無くして、システムを若干改良した『v1.1 』が登場した。
更に3人同時プレイにも対応した大型筐体「パラパラパラダイスDX」も計画されていたが、試作機のみで市販は見送られた。

ちなみに、筐体の本体部は「DDR-SOLO」とほぼ同じ寸法であるため、
余剰の「SOLO」筐体をリサイクルした物という噂がある。

代表曲…「Hold on me」-tiger YAMATO-

模型について この模型も実機が登場して間も無く、すぐに製作しました。
筐体のベースが「DDR-SOLO」と共通する部分が多いため、この作品もそれに倣っています。
製作難易度は「ダンスマニアックス」と比べて難しくないですが、上部のセンサー部分と足元のステージを
綺麗に真っ直ぐ付けられるかがポイントでしょう。

画像写真は雑誌のコピーから。マーキー(看板)は手描きです。
これまでの手描きマーキーの中では、結構上手く描けてるかも。

戯言 一時期、兄や姪が「DDR」からこのゲームに乗り換えたこともあり、筆者も良くプレイしてました。
流石に公式振り付けの知識は無いので、真面目に「パラパラ」を踊るというよりも
「ダンスマニアックス」と同じように取りあえず、センサーに手を翳して譜面を消すことに集中してました。
こういうゲームは他人のプレイを見ているほうが楽しいですね。

パラパラパラダイス1stMIXPlus

実機について 2000年登場。
前作『v1.1 』をさらに改良したバージョンアップ版。
収録曲もエイベックス「スーパーユーロビートシリーズ」から引き続き採用。
2台の筐体をケーブルで繋ぐ事により、通信対戦も可能。

代表曲…「Kiss Kiss Kiss-super euro version-」-NAOKI with B4 ZA BEAT-


パラパラパラダイス2ndMIX

実機について 2001年登場。
前作『1stMIXPlus』をさらに改良したバージョンアップ版。
収録曲もエイベックス「スーパーユーロビートシリーズ」から引き続き採用。
プレイ中、「DDR」のようにモーションキャラクターが表示される。
初心者向けに「パラ講モード」搭載。
表示されるキャラクターと同じように体を動かすだけで自然にパラパラの練習が出来る。
2台の筐体をケーブルで繋ぐ事により、通信対戦も可能。

代表曲…「ULTRA HIGH-HEELS-super euro version-」-DJ TAKA with B4 ZA BEAT-


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