パラパラパラダイスDX

実機について 2000年登場。
既にデビューしているパラパラシミュレーターゲーム「パラパラパラダイス」のデラックスバージョンである。
新規にデザインされた巨大な専用筐体は、最大3人同時プレイ可能。
システムは既存の筐体と同じくモニターの表示に従い、ステージ上部にある5つの赤外線センサーを手・足で翳してパラパラを踊る。

2000年AMショーにて華々しく公開されたが、一般への販売には至らなかった。

戯言 幻のBEMANIと言えば「ビートマニアII」や「ラップフリークス」が有名ですが、こんな筐体があったとは驚きました。
BEMANI最大級の筐体である「ギターフリークスXG」をも上回るかのような超大型筐体です。
しかし既にパラパラブームは下火に差し掛かりつつあってか、残念ながら幻の筐体になってしまったようです。

実はこの筐体の存在を知ったのは2015年の春ごろで、「ゲームカタログ@wiki」を読んでいて偶然発見しました。
(http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1.html)
未知の中古ソフトを買う前とかの情報収集や、外出先での暇潰しを兼ねてPCやスマホでも読んでいるサイトです。
BEMANIシリーズに関わってもう15年以上になりますが、これは全くのノーチェックでした。
直ぐに画像検索を掛けた結果、僅かながら筐体の全貌を確認出来たので、既に制作している「パラパラパラダイス」の筐体ミニチュアを横に置き、
それと見比べながら制作に取り掛かりました。
もう長らく筐体ミニチュアを制作していますが、情報の少なさも含めて久々に手強いネタでした。
筐体本体は簡単に作れましたが、本体とステージ・センサー部を繋ぐフレームの制作に最も時間が掛かっています。
強度的な問題で各部の取り付けも簡略化したりしましたが、それでもセンサー部分のフレームが歪んでしまいました…
不明な点が多いので上記の解説に書いてないですが、筐体での3人プレイのみならず通信対戦も可能で、
プレイ内容の学習機能も搭載されていたらしいんですが、とにかく情報が少ないので色々と誤りだらけかと思います…


別館入り口に戻る