ダンスダンスレボリューション(リンクバージョン)

実機について 1999年登場。
大人気となった「ダンスダンスレボリューション」の改良型。
同年発売された家庭用ゲーム機「プレイステーション」移植版と、メモリーカードを介してデータのやり取りが可能。
自分で矢印の配列を変えたデータを、アーケード版に反映させてプレイしたり、
アーケード版のセーブデータがあるメモリーカードを、家庭用移植版に読み込ませると隠し曲やメッセージが現れる等、
業務用・家庭用双方のプレイスタイルの幅が広がり、愛好者が増えるきっかけとなった。
また、業務用「2ndMIX」では別売の「クラブバージョンキット」を使用すると、当時デビュー間も無い「ビートマニアII DX」とのリンクプレイが可能になる。

家庭用移植版では矢印の配列を変更するだけではなく、表示される矢印の形までもプレイヤーが独自にデザインすることが可能。
その後リリースした業務用「3rdMIX」では、家庭用でデザインしたオリジナルの矢印を表示させてプレイ出来る機能が搭載された。
メモリーカードを使用する業務用筐体は「DDR-EXTREME」が最後となり、シリーズ開発の中断を挟んで
2006年以降に登場した筐体は「e-AMUSEMENT」対応となっている。

代表曲…「BRILLANT 2U」-NAOKI-(DanceDanceRevolution 2ndMIX)

模型について 模型は1999年7月頃、同時に製作開始した3種類(DDR・DDR-soloビートマニア)の内の1つ。
数有るビーマニシリーズの中でも割と単純な造形なため、製作の難易度は高くないです。
マーキー部分・モニター部分・スピーカー部分を、それぞれ別個に作って接合。
フットパネル部分はジオラマ(別項参照)での展示を考慮して、本体とは接着していません。
実はこのフットパネル部分は、他の作品を製作する際の大きさの基準になっています。
当初、シルバーの部分はアルミテープだったんですが、経年変化で皺が酷くなったため、
剥がして塗装し直しています。マーキー(看板)はゲーム雑誌のコピーを切り抜いた物。
戯言 「DDR」は得意ではないですが、当時ドット絵に興味があった筆者は家庭用移植版の「アローエディットモード」で、
ゲーム中に表示される矢印を色々書き換えて楽しんでいました。
自分で描いて特にお気に入りなのが、コナミのシューティングゲーム「沙羅曼蛇」に登場する主人公機、
「ビックバイパー」「ロードブリティッシュ」の姿(縦スクロールモード時)を、そのまま矢印にデザインしたもの。
他の人が作った矢印で印象に残ったのは、ダブルプレイモードで8個の矢印の間隔がくっついた状態になるのを利用して、
巨大な一匹の龍にデザインしたもの。あれは見事でしたねぇ。

ちなみに、この筐体でプレイ後にメモリカードを取り忘れて一枚失ったという苦い経験があります。
(5分後に取り忘れに気付いて戻ったら、もう無くなってた…orz)


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