実機について | 1999年登場。 大人気となった「ダンスダンスレボリューション」の改良型。 同年発売された家庭用ゲーム機「プレイステーション」移植版と、メモリーカードを介してデータのやり取りが可能。 自分で矢印の配列を変えたデータを、アーケード版に反映させてプレイしたり、 アーケード版のセーブデータがあるメモリーカードを、家庭用移植版に読み込ませると隠し曲やメッセージが現れる等、 業務用・家庭用双方のプレイスタイルの幅が広がり、愛好者が増えるきっかけとなった。 また、業務用「2ndMIX」では別売の「クラブバージョンキット」を使用すると、当時デビュー間も無い「ビートマニアII DX」とのリンクプレイが可能になる。
家庭用移植版では矢印の配列を変更するだけではなく、表示される矢印の形までもプレイヤーが独自にデザインすることが可能。 代表曲…「BRILLANT 2U」-NAOKI-(DanceDanceRevolution 2ndMIX) |
模型について | 模型は1999年7月頃、同時に製作開始した3種類(DDR・DDR-solo・ビートマニア)の内の1つ。 数有るビーマニシリーズの中でも割と単純な造形なため、製作の難易度は高くないです。 マーキー部分・モニター部分・スピーカー部分を、それぞれ別個に作って接合。 フットパネル部分はジオラマ(別項参照)での展示を考慮して、本体とは接着していません。 実はこのフットパネル部分は、他の作品を製作する際の大きさの基準になっています。 当初、シルバーの部分はアルミテープだったんですが、経年変化で皺が酷くなったため、 剥がして塗装し直しています。マーキー(看板)はゲーム雑誌のコピーを切り抜いた物。 |
戯言 |
「DDR」は得意ではないですが、当時ドット絵に興味があった筆者は家庭用移植版の「アローエディットモード」で、 ゲーム中に表示される矢印を色々書き換えて楽しんでいました。 自分で描いて特にお気に入りなのが、コナミのシューティングゲーム「沙羅曼蛇」に登場する主人公機、 「ビックバイパー」「ロードブリティッシュ」の姿(縦スクロールモード時)を、そのまま矢印にデザインしたもの。 他の人が作った矢印で印象に残ったのは、ダブルプレイモードで8個の矢印の間隔がくっついた状態になるのを利用して、 巨大な一匹の龍にデザインしたもの。あれは見事でしたねぇ。
ちなみに、この筐体でプレイ後にメモリカードを取り忘れて一枚失ったという苦い経験があります。 |