(群馬)
黒桧山(左)と駒ケ岳
(2004・1015)



みぞれが降りました


平成16年10月14日午後、
五竜岳、鹿島槍ヶ岳へ登るべく出発した。長野道の豊科ICで下りたら、雨が降って来た。
カーラジオを聞きつつ走っていると、明日の朝は冷え込んで1000m以上の山では雪が降ると言っている。
寒さは予期してはいたが・・・そこで行き先を赤城山、皇海山に変更することにした。

地図は高速道路地図だけ。記憶に頼りながら、大沼、小沼の赤城山を目指した。
午後10時、キャンプ場らしき所で仮眠。

 朝、明るくなりかけてここが大沼のすぐそばと分かった。車であたりを一周し、登山口2ヶ所を見つけた。
そして駐車場に近い登山口から登り始めた。
遠くに富士山が見えたのだが・・・ 黒檜山山頂

木の階段が整備されており、ハイキング気分で登る。
風が強く、寒い。きっと北アルプスは予報どおりに雪だろう。駒ケ岳山頂へ立ち寄りさらに笹原へと進む。
紅葉の木々から落ちてくる葉っぱに混じって、冷たい雨のようなあられのようなのがポツポツと来た。
時々みぞれの降る天気となった。
下って来た人に頂上の様子を聞くと「長いみぞれが降った」とか。長いみぞれってどんなんかなあ。

山頂の小さな広場に着いた。あいにくのガスで見晴らしはきかない。
諦めて下山開始。すぐ下の分岐を右へ折れると急降下の下山道となる。
大きな岩と木々の根っこの急斜面を下る。こちらの道は時々登山者に会う。
上はガスで何も見えなかったと言うと、下の方では富士山が見えたと言う。どういうことかな?
大沼、小沼が見える所まで下った所でその先をずーっと眺めていると、
遠くに富士山が見えているではないか。
ああこれかと思う。振り返って頂上の方を見てみるとやっぱり雲の中だった。

登りはハイキング気分で、下りは登山道の魅力たっぷり。さすがに名赤城山だ。
赤城山大洞(7:00)→駒ケ岳→(8:35)黒桧山山頂(8:50)→黒桧山登山口(10:00)→赤城山大洞(10:15)


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