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室堂方面から夕焼けの大日岳を見る | |||||
(2011・8・4〜7) |
8月3日、夜行バスで梅田を出発して、翌朝5時に富山駅前に降り立ちました。 6:45に室堂への直通バスがあったので、幸いとばかりに乗車しました。 が、室堂の手前の弥陀ヶ原で下車して、室堂までの平原を歩くことになりました。 ![]() 1日目 弥陀ヶ原ホテルの横から歩き始めます。 始めは木道の散策道ですが、途中から山道になっていったん谷へ下ります。 そして獅子鼻岩を見上げて、クサリをつかんで、汗を流して登ります。 そしてまた木道になって、ガキ田を見たり、チングルマの群落を見たりしながら歩きます。 高原の涼風を受けて、緩やかな登りでした。 天狗平から室堂まで石敷きの散策路が続き、やがて硫黄の臭いが強くなって、 もうそこは地獄谷への道にと続きます。 途中あまりの刺激にたまらなくなって、タオルで鼻と口を覆ってしまいました。 それから雷鳥平まで足をのばして、今夜の宿みくりが池温泉に着きました。 弥陀ヶ原から5時間かかっていました。 |
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弥陀ヶ原からガキ田を見ながら歩く | ガキ田に空を見る | |||||
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地獄谷の中を歩く | 立山と真砂岳(左) | |||||
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2日目 今日は奥大日岳から大日小屋をめざします。 剱岳が展望できるベストコースです。 上空は雲ひとつない快晴で、もう上機嫌で宿を出ました。 雷鳥沢のキャンプ場を通り抜け、称名川を渡って大日コースへと進みます。 室堂から遠ざかり、天狗平を下に見ながら尾根へと登りますと、剱岳が見えてきました。 立ち止まって撮り、撮っては歩き、また休んで撮って、としているうちにガスが出てきました。 そして奥大日岳の山頂に着いた時にはもう何も見えなくなっていました。 山の天気はほんとに変わりやすいです。 山頂を後にして大日岳方面へ下って行くと、奥大日岳へ向かう男性が 「ライチョウがいる」と教えてくれました。 1羽のライチョウが男性を先導するかのように先へ先へと歩いているのでした。 目の上が少し赤かったので、オスです。 それから七福園という大きな岩のある庭園のような所にさしかかったところ、 3羽のライチョウに出会いました。 1羽のオスと2羽のメスが、悠然と砂浴びをしているのでした。 オスの目の上の肉冠は、赤くて大きくてとても立派でした。 こんなの初めて見ました。 なんと立派なライチョウなんだろう! すっかり魅了されてしまいました。 ライチョウは視界が悪いと出てきます。 天敵から身を守るためです。 天気が悪いことが良いことにつながるのですから、面白いものですね。 それから中大日岳を通りました。 登山道の脇の巨岩の上が中大日岳でした。 それから大日小屋はすぐでした。 ランプの山小屋として有名な小屋です。 電気は無いのではなくて、ソーラー発電でした。 |
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立山を見ながら休息する | 縦走した大日岳(左)と奥大日岳 | |||||
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剱岳が見えてきた | 1羽だけでいたライチョウ オスです | |||||
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砂浴びをするオスのライチョウ | メスのライチョウ | |||||
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3日目 早朝、あたりはガスに包まれていますが、大日岳山頂を目指します。 雪渓の脇を通って登り、山頂までは20分程で着きました。 誰もいない山頂のようですが、大日如来様がいらっしゃいました。 さすが、大日岳です。 小屋に戻って、朝食後、霧の中を出発しました。 七福園ではまたライチョウを期待しましたが、いませんでした。 砂浴びをしていたあたりを見まわしていたら、小さな白い羽根を発見! ライチョウの羽根だ! 宝物を見つけた気分で拾いました! 4枚ありました。 |
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大日岳の大日如来様は石積みの室の中 | 大日小屋はランプの小屋 | |||||
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途中で雨となり、雨具を着なければならなくなりました。 もう花を楽しむしかありませんが、おかげで雨に濡れた高山植物の写真が撮れました。 ひたすら歩いて再びの宿みくりが池温泉に着きましたが、まだ部屋には入れません。 が、温泉には入っていいということで、すぐに湯に浸かって一息つきました。 夕方には雨もあがり、立山はさらに美しくなったように姿を見せました。 みくりが池に写った立山はさらにさらに美しく見えました。 ライチョウは神秘的な鳥です。 日本には2500〜3000羽ほどいるらしいのですが、そのうち立山には300羽ほどいるらしいです。 ライチョウに会うには、やっぱり立山がいい! |
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1日目 弥陀ヶ原(8:50)→天狗平(12:50)→地獄谷(13:30)→みくりが池温泉(14:40) 2日目 みくりが池温泉(7:15)→奥大日岳(10:35)→中大日岳(13:00)→大日小屋(13:20) 3日目 大日小屋(6:20)→奥大日岳(8:20)→みくりが池温泉(11:30) |
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