夜8時に家を出て、新大阪21:50発夜行バス「さわやか信州号」にて出発。
1日目
6:30八方バスターミナルに着いて、ゴンドラ乗場へと歩いた。
7:00ゴンドラが動き出し、兎平でリフトに乗り換え、黒菱平、第一ケルンへと降り立った。
8月8日8時8分に歩き始めた。雲間がきれて残雪の山並みが現れた。
白馬三山の姿だった。しばし見とれる。高い山は久し振りなので、新鮮な喜びだった。
第三ケルンと、扇雪渓で休憩。そして唐松山荘へやっと着いた。
かなりバテて、唐松岳まで行く余裕もなく、そのまま素通り。クサリも現れた。
大黒岳を越え、16:30に五竜山荘に着いた。
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リフトを下りたら白馬三山が見えた |
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五竜岳山頂付近 |
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北尾根ノ頭に来ると鹿島槍ヶ岳がぐーんと近くなる |
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鹿島槍ヶ岳南峰の山頂 |
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2日目
暗いうちから早立ちの人が出発して行った。
私達はキレット小屋までなので、のんびりと展望を楽しんだ。
朝焼けの富士山を遠くに眺めながら、振り向くと五竜岳がすぐ近くにあった。
五竜岳へは岩場の急登ガ続き、とがった岩のガレ場を進む。
やっと着いたと思ったら、ここは縦走路。山頂はあと50m先にあった。
すばらしい眺めに息をのむ。立山、剱岳、そして鹿島槍ヶ岳も目の前にあった。
ゆっくりとここにとどまった。晴天に恵まれて、名山に囲まれて過ごした。
充実した山頂だった。下りも岩稜の急坂が続いた。クサリあり。ハシゴあり。
五竜岳は岩山なのだ。ミニカニのタテバイ、ミニカニのヨコバイ、よつんばいだ。
そして岩場を廻り込んだら八峰キレット小屋が見えた。
3日目
今日も晴天だ。5:40キレット小屋を出発。岩稜の急登が続いた。
鹿島槍ヶ岳北峰に着いた。下の方からきゅうにガスが出てきた。
そばにいた人が「ブロッケンだ」と言った。眼下にブロッケン現象が現れていた。夢中でシャッターを押した。
それから吊尾根へと進んだ。もうここからは普通の山道になった。三角点のある南峰までは50分。
立山、剱岳がさらに近くに見えた。美しかった!展望を堪能した。
下山の尾根歩きも快適だった。冷池山荘で昼食。冷乗越、爺ヶ岳南峰を経て種池山荘に着いた。 |
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鹿島槍山頂から立山・剱を望む |
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冷乗越にて |
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鹿島槍北峰ではブロッケン現象が現れた |
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鹿島槍から爺ヶ岳へと下る |
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4日目
今日も快晴。小屋の前からは蓮華岳、針ノ木岳がよく見える。
私達は柏原新道へと下り始めた。樹林帯へと進み、この山も見納め。本当にいい山だった。
天候にも恵まれて、日焼けは唇にまで及んだ。こんな事は初めての経験だった。
下山後は扇沢からバスで大町温泉郷に行き、薬師の湯で汗を流した。
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