(新潟・長野)
雷清水から苗場山を望む
(2002・7・6)


ブヨにやられました。



夕方、池田ICを出て、秘境秋山郷をめざした。
苗場山登山口、小赤沢三合目に着いたのは0:45だった。

夜明けとともに5:10に出発した。
潅木帯から大きな樹林帯へと登って行く。
額に汗をうかべて歩いていると、帽子のつばの下にブーンブーンと虫が寄ってきた。
手で追い払っても追い払ってもやってくる。
チクッと小さな痛みを感じたが、すぐに忘れた。

広い平原の九合目に来ると風が強くなって、笹原がカサカサと揺れている。
台風が近づいているのだ。
小さな池塘のそばのベンチで休んでいると、強風で帽子が飛んで、池ポチャになった。あわてて拾った。
飛ばないように首ゴムをしていたのに飛んでしまった。
首ゴムを掛けていても、後からの風には役にたたないとわかった。
山頂一面に広がる湿原 湿原の中の木道を歩く
山頂湿原の木道を行くと、苗場山の山頂(2145m)は山小屋の裏手にあった。
このころから左目が腫れてきて、目が半分ぐらいしか開かなくなった。
やっぱりブヨにやられていた。だんだん顔半分が腫れてきた。
下山はタオルを頭からかぶって隠したつもりで下ったが、出会った人が皆、この山は虫が多いとか、虫の話をしたので隠しようがなかった。
1人の女性がネット付きの帽子をかぶって登ってきたので、聞いてみた。
この女性は虫に刺された経験があって、そんな虫ぐらいでと笑われたけど、医者へ行ったと話してくれた。

下山後にコンビニでサングラスを買って、翌日の四阿山はサングラスをかけて登った。
それから帰宅したが、腫れはひかず、やっぱり皮膚科へ行く羽目になった。

今回学んだこと。
夏山の、早朝の登山は虫に気をつけること。
虫の多い山があること。
虫除けのスプレーは必携であること。
小赤沢三合目(5:10)→苗場山(8:40)→小赤沢三合目(12:20)


いわてさん エリアトップ トップ みずがきやま