(宮崎・鹿児島)
雪の高千穂峰
(2007・1・22)


雪化粧の高千穂峰でした


 霧島温泉の朝。晴れ。絶好の登山日和。
霧島神宮へ参拝してから高千穂河原へ向かった。
ビジターセンターの駐車場に着いたら、鳥居の向こうに見える山はうっすらと雪化粧。
ビジターセンター駐車場から薄雪の御鉢が見える 樹林帯をぬけるとうっすら雪化粧の御鉢が見えてきた
高千穂峰の山頂 遠くの韓国岳も白くうっすらと雪化粧

 鳥居をくぐって霧島神宮の古宮跡を右へ進むと、石積みの山道が続いた。
やがて赤ガレの道となり、森林帯から抜け出した。目の前には雪の山肌があらわれた。
ピークが2つ見えるがこれが御鉢のようだ。
薄雪を踏みしめて急坂を登ると、その向こうに高千穂峰がやっと姿をあらわした。
馬の背を進み、大きな溶岩石の間を進むと高千穂峰はだんだんと近づいて、円錐形の山が一望出来る所へ来た。
ここからいったん鞍部へ下る。
新雪はやわらかく、キュッキュッと踏んで下ると小さな鳥居があった。
昔々、ここに霧島神宮の社殿があったそうだ。ここを過ぎると急坂の登りとなる。

砂礫のはずの山肌には雪が降り積もり、おかげで歩きやすい。
雪の斜面には人の足跡と共に、動物の足跡もある。
シカでもいるのかな?こんな所へ来ても餌もないのに・・・?と思いながら登ると山頂に着いた。
天の逆鉾が立ち、日の丸がひるがえっている。
山頂小屋の赤い屋根が見えている。小屋の主人が出てこられて声をかけてくれた。
犬が2匹続いて来た。あの足跡はこの犬達だったのだ。

 下山してから南へ向かって走り、次の目的地、指宿を目指した。
高千穂河原登山口(9:15)→(10:55)高千穂峰山頂(11:10)→高千穂河原登山口(12:50)

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