沖縄と台風

 パソコンとプロジェクターの無線LANに手間取りました。パソコンを立ち上げてからプロジェクターの電源を入れないと、パソコンがプロジェクターを認識できないようです。(そういえば、以前もそうでした。)
【5年社会「あたたかい地方のくらし~沖縄県~」第2時】
 地名探し「ノグチゲラ(鳥)→渡嘉敷島→首里城跡→豊見(とみ)城(ぐすく)→城(ぐすく)のつく地名を5つ」。城(ぐすく)とは「沖縄の古語で、「聖なる所」「城」などをさす語。」(スーパー大辞林)という意味です。
教科書の文を少し読ませてから、ノートに次のまとめをしました。

1年じゅう気温が高い。(7月…28℃、1月…17℃)
雨が多い。(8月…250mm)

 次に、教科書の「沖縄県の伝統的な家」と「屋根の上にタンクを置いた家」の2枚の写真から、気付いたこと・分かったこと・思ったことを書かせました。

・上の写真は、1階だて  ・すっごいきれいな町!!
・家の色がちがう!  ・木で風を弱めている
・屋ねがレンガ  ・水がはいってるタンクがある。
・山が多い  ・家がかわらの屋根
・空地が多い  ・建て物が多い
・石のへいがある  ・みずをためるタンクがある。
・家のまわりに木がある  ・木が多い

 台風から家を守るための工夫が、上記の気付きの中にしっかり隠れています。
 黒板以外の意見でも、「家が低い」や「石垣がある」なども出ました。
 屋根の角度については出なかったので、
「屋根の角度はどうなっていますか。」
と聞き返すと、なだらかになっていることを見つけました。
 急な角度の屋根は、風を受けやすいです。また、雪国の家は屋根が急角度になって、雪が落ちやすいようにしています。
「台風が多くて雨も多いのに、なんで水を入れるタンクがいるんですか。」
と聞くと、昨日から学びを受けて、
「川が短くて水がたまらないから。」
というような理由がちゃんと出てきました。
 最後に、さとうきびの写真を見せ、
「台風が多い理由が、この写真に隠れています。気付いた人?」
と問いかけました。
 これには誰も気付くことができなかったので、次回まで考えてくるように言いました。
 次回は、沖縄の産業について扱おうと考えています。

(2007.5.16)