算数は、ほとんどがセレクト発問になるでしょうね。
「鳥は何羽とんでいますか。」
① 答えは1つしか出ようがありません。
② たった1つの答えをセレクトするのが、算数といえるかもしれません。
「花とちょうとどちらが多いですか。」
①「どちらが多い」「どちらが大きい」「どちらが速い」全てセレクトです。
「絵をみて気付いたことを言いなさい。」
① これはマルチ発問。絵から算数的な気付きを引き出すための発問です。
②「牛が3匹います」「豚より猫の方が多いです」などの気付きを求めてます。
「一つしかないものをまるで囲みましょう。」
① 該当する条件に当てはまるものを全て探させるためのマルチ発問です。
②「3の倍数を3つ見つけなさい」というのも似たタイプの発問です。
「足し算を表す言葉にはどんなものがありましたか。」
①「たす」「加える」など、答えがいくつか出るので、マルチ発問ともいえます。
② 答えが5つ程度に限定されるので、純粋なマルチ発問でもありません。
「色板を使って、いろいろなかたち遊びをやろう。」
① 図形関係では、マルチ発問的な作業が多いかもしれません。
(2006.8.27)