お金を手に入れる方法を分類

 お金を手に入れる方法として、以下のものが考えられる。

①働いて給料をもらう。   ②盗む(窃盗)。   ③偽札を作る。   ④借りる。
⑤何かを売る。       ⑥宝くじで当てる。  ⑦競馬で当てる。  ⑧もらう。
⑨おどしてもらう(恐喝)。 ⑩だましとる(詐欺)。

 借りるでも、誰から借りるかで変わってくる。親・兄弟・親戚、友だち、郵便局・銀行、消費者金融・闇金など。
 働くにしても、正社員になって働く、アルバイトで働くなどがある。
 この発問を今度の一点突破の講座でしようと思っている。
 意見を出すところまでは、育てる発問としてのマルチ発問。
 次に、鍛える一つの方法として、出された意見を分類させていくのである。
 例えば、②・③・⑨・⑩は、してはいけないこと(犯罪)として分類できる。
 ⑥・⑦は、犯罪ではないが賭博である。運試しであり、損をする可能性が高い。
 実際には、上記の10こではなく、様々なものが出てくるだろう。
 その後、お金を手に入れる方法として、ダメな種類を順をつけて3つ選ばせる。
 当然、1位には犯罪関係を選ぶだろう。2位として「借りる」がくるのではないのだろうか。そして、次の問いを出すのである。
「お金を借りると、どんな困ったことが起こりますか。」

(2009.8.15)