10秒掃除

『PRESIDENT2011.8.15号』に、「ソウジの習慣~「10秒×3週間」が断ち切る負けのサイクル」という記事(?)が載っていました。メンタルリスク・マネジメント代表取締役・日本そうじ協会理事長の今村暁氏が書かれたものです。

 掃除は、最初から「毎日30分やろう」なんて考えないこと。そもそも習慣が身につかないのは、目標が高すぎることが原因の一つ。最初は「10秒掃除」で十分です。どんなに忙しい人でも10秒ならできるはず。たった10秒でも「余分なゴミを1個ゴミ箱に捨てる」「窓を開けて換気する」などできることはたくさんあります。それを毎日続けるだけ。やり始めたら5分、10分、30分とついやってしまう人がほとんどですけどね。「初動にかけろ理論」と私は呼んでいますが、初動がうまくいけば大抵のことはうまくいく。掃除も例外ではありません。

 私はなかなか掃除(片付け・整頓も含む)をしないので、タイマーで「30分」はかってやったりもしてました。でもそれもなかなかできてません。やろうという気(初動)が起きないのです。でも、今村氏が言うように、10秒なら毎日できそうな気がします。
 今村氏は、掃除の習慣が身につくと、他にもいいことが起こると言ってます。

 私は掃除ができない人によく「できない理由は何だと思いますか?」と質問するのですが、みなさん「面倒なことはつい先延ばししてしまうクセがある」「わかっているけどできないルーズな性格だから」と様々な理由を口にします。
 掃除ができない人というのは、掃除だけでなく、そうしたちょっとした性格の欠点がボトルネックとなって、他のよい習慣も手に入れられず、活躍できるチャンスを逃しているのです。
 掃除ができるようになるということは、そのボトルネックがスーッとはずれて、これまでやろうと思っていてもできなかったいろいろなことが、一度にできるようになることです。掃除の習慣が、成功する習慣づくりのきっかけになるわけです。

 最近の自分を振り返ってみても、面倒なことを先延ばしにしているのがよく分かります。この夏休みを機会に、そこのところをなおしていきたいです。
 さて、実際の掃除ですが、掃除は4つに分類できるそうです。

「整理」は、不要なものを捨てること、「整頓」はものを使いやすい場所に収納すること、「清掃」はモップや掃除機でほこりを取り除くこと、「清潔」は家具や床をピカピカに磨き上げることです。(中略:荒井)
 部屋が片付いてない人は、物が多くて捨てられない人が多いので、まずは、不要なものを捨てることが掃除の第一歩です。

 とにかく「整理」から始めます。捨てられるものをどんどん捨てていきます。以前、谷先生の話を聴いてから、レシート関係は全てとっておいたのですが、捨てることに決めました。とりあえずとっておく習慣をとにかく捨てる習慣に切り替えていく必要がありそうです。

(2011.8.3)