「人は不安がないと乗り越えることができない」
という話を平山諭氏がされました。
確かにそうです。というか、まさにそうです。
自分の教師への道は、不安から出発しています。
大阪教育大学の夜間に入った1年目、教師になろうと思ったものの、どう授業したらいいか分からない、という不安を私は持ってました。
その不安を解消するために、大学の図書館で、授業関係の本を読みました。
そうして、仮説実験授業・水道方式・法則化運動に出会っていったのです。
また、子どもとどう接していいか分からないという不安から、学童保育の指導員をやるようになりました。
今現在も不安を持ってます。
組体、うまく指導できるかな。学習発表会の劇で子どもたちを活躍させられるかな。音楽の授業どうしよう?
結構、いろんな不安を抱いて生きています。
だからこそ、教育書も読むし、講座に出かけてもいくのでしょう。
不安を解消するときに、外に解決方法を求めるか、自分で何とかしようと思うかで、学びの差が生まれるのかもしれません。
(2011.8.21)