光村・国語四上「よりよい学級会をしよう」全4時間の展開です。
【第1次第1時(1/4)】
①学級会をしていて、こまったことを発表しましょう。
②こまったことをどうやって解決するか班で話し合おう。
③教科書の学級ではどんなこまったことが出たのかを見てみましょう。
④CDを聞いて、よりよい学級会にするにはどうすればいいか考えましょう。
学級会は、話す・聞くの場です。それゆえ、学級会をどううまくやったらいいかを国語で学習することも意味があります。
【第1次第2時(2/4)】
①学級会を予定通り進めるために、どんな工夫をしたらいいでしょうか。
②CDを聴いて、予定通り進めるための工夫を見つけましょう。
③学級会でたくさんの意見が出るために、どんな工夫をしたらいいでしょうか。
④班で、議題を考えて、学級会の進行計画を立ててみましょう。
日本人は、話し合いに時間をかけすぎるところがあります。全員一致を好むからです。もっとドライに、決めるべきことは時間内に決めることも必要なのでしょう。それとは逆に、みんなの着地点が決まるまで、延々と話し合うことも、時には必要なのかもしれません。
【第1次第3時(3/4)】
①学級会の進行計画にそって、学級会をやってみましょう。(1回目)
②議題にそって、話し合いを進めるには、どんな工夫をしたらいいでしょうか。
③学級会の進行計画にそって、学級会をやってみましょう。(2回目)
④今日の学級会のまとめを考えてみましょう。
話がわき道にそれるのは、出た意見の何が重要で、何が重要でないかを聴きながら判断できるかにかかってます。ワーキングメモリーの問題もあるかもしれません。議題にそって話し合うのは、結構、高度な技なのです。
【第2次第1時(4/4)】
①ひとみとたかしになって、実際にやってみましょう。(P.34①)
②話す言葉は同じだけど、何がちがうのかを考えてみましょう。
③ひとみとたかしになって、実際にやってみましょう。(P.34②、P.35③)
④いい話し方、よくない話し方を考えましょう。
右絵が、教科書P.34の①です。
話し方・聞き方を扱う学習は、国語でなくても、学級づくりの上でもやっておきたいものです。
ふだん、教科書の話す・聞くの教材をはしょってやっていますが、学級づくりに役立つものはしっかりやっていくべきでしょうね。
(2013.8.9)