水曜日、3年生4クラスが、此花図書館に見学に行きました。
私は頼まれて、付き添いとビデオ撮りをしました。
子ども達は、2クラスずつ分かれて、一方が図書館の使い方の紙芝居と絵本の読み聞かせをしてもらい、もう一方が図書館内を案内してもらいました。
木曜日の5時間目、子ども達に問いました。
「図書館にあったものをノートに書きます。先生はビデオを撮っていますから、 みんなの書いていないものが出てきたら先生の勝ちです。」
5個書けた子から、1つずつ板書させていきました。
途中、歯科検診が入ったので、帰ってきた子から続きを書き、黒板に書いてない子は書いておくように指示しておきました。歯科検診が終わると、残り5分。
黒板に書いてない子に発表させ、板書のものを発表させ、まだ出てないものを発表させました。
「ガラス張りのケースに入ったポーチとか覚えていますか。」
「玄関の奥の方に、コピー機もありましたよ。」
と、私が覚えているものも言いました。
こういう展開をイメージしてたので、子どもが書かないようなものも覚えていたのです。
そして、金曜日の今日です。
最初に、本の読み聞かせをしました。リチャード・ウィルバー作、松岡享子訳『番ねずみのヤカちゃん』(福音館1992.5.31)です。家ねずみのヤカちゃんが活躍する楽しい話です。途中まで読みました。続きはお楽しみです。
①図書館見学を撮影したビデオを見せる。(出てなかった物を探す。)
②「図書館ではどんな人が働いているでしょうか。~している人と書きます。」
③「図書館で働いている人は給料をもらっているでしょうか。」
④「本を借りるのにお金はいりますか。」
⑤「図書館でビデオを借りるのにお金はいりますか。」
⑥「もう一度聞きます。図書館で働いている人は給料をもらっているでしょうか。」
⑦「実は給料をもらっています。では、そのお金はどこから出るのでしょうか。」
⑧税金の話、学校や公園などの公共施設が無料な理由などを話す。
⑨今日学んだことを書かせる。
③の時は、給料をもらっていると考える子が多く、⑥で、もう一度聞くと、もらっていないと考える子の方が多くなりました。
⑦のように聞くと、「古い本を売ってる」とか「お金を借りてる」「コピー機を使ったお金で」とかの意見が出ました。
税金のことを話すと、なるほどな、という顔になりました。
みんなのお金で運営されているからこそ、大切にしないといけないのです。
《今日学んだこと》
・わたしは、今日、図書かんの人が、きゅうりょうをもらってることを、はじめてわかってとってもうれしいです。わたしはもっともっと図書かんのことがしりたいです。(守田)
・本は、日本じゅうの人たちからお金をもらているから、本をたいせつにしないといけないと思いました。(山本)
・自分一人のものじゃないのは、ちゃんときれいにつかって、ちゃんともとのいちにもどさないといけないんだなと思いました。(岡部)
・①としょかんの人は、しごとでやっているのを学びました。
②ぼくは、お金をもらわないでやっていると思っていました。
③としょかんのことをよく学びました。
・みんなの物は大切にしないといけないと今日学びました。これからは、もっと、みんなでつかうものを大切にしたいと思いました。(熱田)
・としょかんにいろいろな、本とかザッシがあったし、としょかんの人はおきゅうりょうをもらえていいなとおもった。(浅井)
・図書かんや町のとけい台やしんごうきやビルをつくるのはとてもたいへんでくろうするとぼくは思いました。(蔭山)
・国の税金のことや、図書かんのことが、図書かんのことが、よく分かりました。わたしはお父さんたちのことをちょっとあけみなおしました。(小石)
(2007.5.25)